【カザフスタン旅行】予算、SIM、タクシー、ロシア語、公共交通機関、相場感、治安、服装、気候、など【アルマトイ 】

スタン

6月末に、インドのデリーからカザフスタン(アルマトイ)へ3泊4日の旅行をした時の、
旅程のまとめと、予算、SIM、タクシー、ロシア語、公共交通機関、相場感、治安、服装、気候・・など。

自分が旅行に行く前にあまり情報を得ることができなかったので、これから初めて行く方のお役に立てば幸いです!!

アルマトイ 観光の感想!

カザフスタンやアルマトイ 、あまり聞いたことがないし、ネットで調べても情報を得ることが難しかったのですが・・

行ってみるとなんだか納得しました。

観光地として、これといった魅力的なところがないし、国としても観光に力をいれている感じがしなかったからです。
日本から乗り継ぎ便で時間をかけて行くかと考えると、優先順位低めになりそうですが、インドから直行便で行く分には、街がきれいで肉が美味しいだけで嬉しかったのでした!
駐在員の静養休暇にも良いのではと思うくらい。
静かで、平和で、ごはん美味しくて、大満足。

綺麗に整備された歩道に、緑が豊かでおしゃれなレストランのテラス席が並んで、ヨーロッパみたいでした。




そして土地柄、青い目で金髪の人もいればアジアンな人も混在しているので、アウェー感を感じず居心地が良かったです。

聞いていた通り、美男美女多かったです!やはり人種ミックスは美形になる率が高いのか。


物価は思ったより高かったけど、でもやっぱりレストランやタクシーのクオリティを考えたら安かった!


あと、マイナー好きとしては、カザフスタンという未知の国を少しでも知れただけで嬉しい。
行って良かったし、また行きたいです。
市内からすぐ近くに、日帰り登山できそうな山がたくさんあるのが良いと思いました。山が見える街は良い✨





カザフスタンの基本情報

日本人はビザ不要!(30日以内の観光の場合)

宗教
イスラム教70%、ロシア正教26%、他
遊牧騎馬民族であるカザフ人は「この世でオオカミの次に肉をよく食べる」と自ら冗談を言って自認するほど、肉好き。
そして、イスラム教が主流なのに、お酒は全く問題なく飲める。
つまり、美味しいお肉とビール・ワインを楽しめる素晴らしい国なのでした!

ウズベキスタンに比べ、イスラム色が薄いというか外国人に寛容な感じがしました。未婚の男女が一緒の部屋に泊まれないことはなかったし、メッカの方角が示されていることもありませんでした。

言語:カザフ語、ロシア語
旧ソ連時代はロシア語しか話せなかったため、カザフ人でもカザフ語を話すことのできない人たちがいる。大統領のスピーチや、ニュース番組でもカザフ語とロシア語を併用する。

経済
石油、天然ガスなどのエネルギー資源、鉱物資源に恵まれた資源大国で、中央アジアのなかでは一番裕福な国。

一人当たりGDP USD 10,306
参考: 日本の 約4分の1、インドの 約4.5倍
物価はまさに日本とインドの間という感じでした。いや、レストランに関してはインドより安くて質が良いかもしれないです。


<情報元>
外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/kazakhstan/data.html#section1
日本貿易会月報オンライン・草原の国 カザフスタンへようこそ:https://www.jftc.jp/monthly/overseas/entry-370.html




旅程の参考に

1日目:デリー(飛行機 3時間+)→アルマトイ
Qaimaqでカザフ料理晩ご飯
スーパーマーケット・Magnumでお買い物

2日目:日帰り登山 コク・ジャイリャウへ
Ziyafet Steakhouseでステーキ晩ご飯
スーパーマーケット・Magnumでお買い物

3日目:アルマトイ観光
アラサン・スパ/ゼンコフ教会/Shtabでビール/カフェ/中央バザール/カフェCoffee Boom

4日目:アルマトイ観光
アルマトイ動物園/カフェ/ウクライナ料理レストランBitanga
お買い物(ラハットチョコレート/Qazaq Republic/スーパーマーケット・Interfood)

アルマトイ(飛行機)→デリー



レストランと観光と、別々に書いてますのでこちらもご参照ください ☆

【カザフスタン①】アルマトイ3泊4日、観光したところ
【カザフスタン②】アルマトイ3泊4日、買い物したところ 【イクラ情報も!】
【カザフスタン③】アルマトイ3泊4日、飲み食いしたところ
【カザフスタン登山】アルマトイから日帰り登山♪ Kok Zhailau




インドからカザフスタンへの飛行機

カザフスタンのフラッグキャリア、エア・アスタナがデリー → アルマトイ の直行便を飛ばしています。
西方、ウズベキスタンの近くの都市「シムケント」へも直行便を飛ばしています。

アルマトイはカザフスタンの旧首都であり、1997年に首都は北のアスタナに遷都されたそうなのですが。
アスタナへの直行便は飛んでいません。

航空券には4つのランクがあり、それぞれ条件が異なります。
スカイスキャナーなど他の予約サイトで料金の安さだけ見て予約するよりも、
エア・アスタナの公式サイトで条件を確認しながら予約するのが良さそうです。

https://airastana.com/global/en-us/

↑例えば、一番安い”Basic”クラスは、荷物を預けることができないし、万が一キャンセルしなければならなくなった際の返金もなし。下から2番目の”Classic”がおすすめです。

ちなみに、デリー → アルマトイ 便では、アルコールの提供ありました!
機内食は、まあまあ。(インドと同じレベル)

ベジかノンベジ(チキン)か、選べました。



エコノミークラスなのに、アメニティセット貰えました!かわいい、嬉しい・・・好き

ボールペン、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、クリーム、携帯スリッパ


帰りの便はまた違ったデザインのポーチ貰えました・・・ 好き

中身は行きでもらったポーチと同じ。





換金とクレカ事情

まず空港のATMでインドのデビットカードからキャッシングでき、クレジットカードを使用できるお店も多かったので、現金を換金する必要はありませんでした。

ATMでは30000テンゲ(約10000円)おろして、ちょうどよかったです。
現金の使い道は、タクシー代を払う時と、一度だけ買い物した露店での支払いのみでした。

Kaspi QRという電子決済アプリが普及しているようですが、カザフスタンの電話番号がないと使えないみたい。

https://kaspi.kz/



物価と、実際使った現金の合計は…

使った金額合計 : 約145000テンゲ(=約 45820 円)

 内、現金 : 27500 テンゲ(=約8700円)


おみやげはあまり購入していないので、主にホテルと飲食代。

ホテルについてはこちらに書いてます:【カザフスタン①】アルマトイ3泊4日、観光したところ

実際の飲食代はこちらを参照:【カザフスタン③】アルマトイ3泊4日、飲み食いしたところ

実際のタクシー代については↓のYandex Goについてのところをご参照ください。



空港で現地SIMカード

確か、13日間で8000テンゲ(2500円)くらいと、それほど安くはなかったです。

他の国の空港のように、通信会社のブースやSIMカウンターはなく、
小さな商店にSIMカードみたいなマークの看板が掲げられていて、そのお店のレジで買えるというスタイルでした。

↑このようなマークの小さな看板。控え目すぎる主張…!

料金の一覧表なども見当たらなかったので、おばあちゃんの言い値であり、ほんとうの料金はわかりません。

SIMの設定は複雑みたいで、15分ほど時間がかかっていましたが、設定が完了すればすぐ使用できました。


国際ローミングパックと現地SIM、どちらがいいのか?

インドのAirtelの場合は10日間パックが *3000ルピー(約5000円)なので、けっこう高いです。
が、現地到着後即座に使用できるのと、インドの電話番号をそのまま使用できてsmsも受け取れるところがメリット。

Yandex Goアプリにインドのカードを登録した際や、オンライン決済でOTP受信が必要な場合には役立ちました。

カザフスタンの電子決済アプリKaspi QRは現地の電話番号がないと使用できないそうなので、これに関しては現地SIMのほうがいいのか…。

(*2023年7月現在、料金は国によって異なる)



治安が悪いとか危険を感じたことは一切なかった

タクシーアプリを使った時や、夜歩いた時など・・全く危険を感じませんでした。
むしろ、インドから行くと、平和すぎる世界でした・・。

つい1年ほど前に国民が政府と衝突して暴動が起きていたというニュースを見ましたが、全くそんな雰囲気ではなかったです。(もちろん暴動が起きていた時も、一部のエリアだけだったとは思います)

悪い人に会ったのは、空港で声をかけられた白タクについていってしまって、ぼったくられた時くらい。(自業自得!)
「空港でYandex呼んでも、あの広い敷地から探すの大変かな?カザフ語、ロシア語できないので電話もできないし‥ それから、インドと違ってそんなに悪い人いないかな~」
と思い、乗ってしまったのでした。

Yandexで1700テンゲと出ているのに、その人は1000テンゲで行ってくれると言われ、
「なぜYandexより安いのか?」と聞くと急に英語わからないふりして答えてくれず、
出発してすぐにスマホでメーターのようなものをセットし(1000と表示されていた)、
初乗り料金が1000テンゲ、という手口だったのか!と気づいた我々が車を止めることに成功した時には、
5分ほどしか乗っていないのに彼のメーターは8000テンゲ(約2600円)にもなっていたのでした(笑)

これに関してはさすがに騙された我々が悪いと思ったのと、無駄な揉め事を避けるために、1000テンゲだけ渡したら、
文句を言わずすんなりと去ってくれました。
(結局そこでYandexタクシーを呼んだ)

それから、男女グループだったのですが、
一回だけ各自別行動した時、女性の方が一人でタクシーに乗ったら、
運転手からGoogle翻訳アプリを駆使してしつこくナンパされたそうです。

げろ~😑

歩きやすくて平和な歩道





街中の移動タクシーはYandex Go アプリ必須!

中央アジアで幅をきかせているらしいYandex Go アプリ。 UberよりもYande Go、みたいです。
これは本当に絶対インストールして行った方が良いです!

https://taxi.yandex

(各アプリストアで検索してください)

海外の携帯番号でも利用開始できました。
オンライン決済用にインドのデビットカードの登録はできたものの、1回だけしかオンライン決済できませんでした。
ドライバーがカード決済を受け入れるかどうか選べるみたい。
なのでタクシー代だけほとんど現金で支払いました。

現在地と目的地を設定するだけなので(現在地はGPSで自動で設定される)、土地勘と相場感覚のない旅行者にとっては、とても助かる!

実際の乗車金額・・・

2.4km、7分乗って:480テンゲ(約150円)
20km、40分乗って:2960テンゲ(約940円)

とてもキレイで高そうな車が多かったです。
そして5人乗るのをOKしてくれるドライバーが多かったです。(ありがたい)

Yandexはロシアの会社で、検索エンジンや地図、翻訳のサービスをてがける、ロシアのGoogleと言われるような大企業だそう・・!



Yandex Goでレンタル電動スクーターも乗れる


街中のいたるところに電動スクーターが放置されていて、YandexGoアプリで本体のQRコードをアプリで読み込むと利用できました。
オンライン決済しかできないので、クレジットカードなどの登録に成功した場合しか利用できません。

思ったよりもスピードが出て、ちょっと怖かったです。
歩道がキレイに整備されていて、人が少ない街ならではのサービス。

10分くらい遊んで、570テンゲ(約180円)でした。


地図アプリ2GISもあると便利

Googlemapよりも、2GISという地図アプリの方が、バス路線や色々な情報が多いみたい。
実際にこのアプリで行先検索して路線バスに乗ってみました。わかりやすくて便利でした。

英語で検索して、あらかじめ色々フラグを立てていたグーグルマップと照らし合わせたりして使いました。

とてもわかりやすい!


路線バスとメトロも乗ってみた

路線バスは、一律150テンゲ(現金の場合)。電子決済(前述のKaspiQR)は一律80テンゲ。

とりあえず乗ってみたものの、チケットも、何の案内もない上に、カザフスタンの方はあまりあちらから絡んでこないので、なんか聞きづらくて、みんなで必死にググりました。(笑)

(実際に聞いたら優しく教えてくれるとは思います)

路線バスは10分おきに走っているようで、便利でした。

地下鉄も、デザインがキレイと聞いたので、お試しで2駅だけ乗ってみました。
こちらは現金でも一律?80テンゲのようでした。

チケット代わりのコイン

駅のホーム

電車の中(普通にキレイ)

地上への出口・・気持ちいい



思ったより英語通じない

想像以上に英語が通じなかったのですが、私たちが行った価格帯のようなレストランではだいたい何人か英語できるスタッフの方がいたし、英語のメニューもありました。
みんな優しくて、グーグル翻訳アプリを使用してなんとか理解しようとしてくれ、嬉しかったです😭
そしてホテルのフロントの方は英語とても上手でした。

今回はDuolingoとオンライン教材でロシア語を40日ほど勉強してみました。
習得レベルが低すぎて、あまり使えなかったですが・・
キリル文字をスムーズに読めるようになったのは便利だったかなあと思います。

数字すら英語わからない人も多いようですが、これに関しては電卓やスマホを見せれば意思疎通できるので問題ナシ。

ちなみに、カザフ人は日本人と顔が似ている人も多いからか、旅行者?から、ロシア語で道を聞かれることもありました。😅



ロシア語学習ツール

Duolingo

完全無料の語学学習アプリ!
アルファベットの読み方だけを集中して学習することも可能。
簡単な挨拶や、「私は~が好きです」などの文章から始まり、ここで習ったものを実践で使えるかというと微妙ですが、ロシア語に親しむ目的ならとてもオススメ。ゲーム感覚で楽しいです。

大阪大学 ロシア語独習コンテンツ

簡単な会話形式のビデオ、音声が豊富。
文法説明は少なめで、挨拶やいくつかの単語を学べるくらいなので、初心者向け◎
文法はややこしそうだったので、最初はこれくらいのレベルがちょうどいいかも。


東京外国語大学言語モジュール ロシア語

アルファベットの発音が丁寧で良いと思ったのですが、システムエラーか何かで、全部のアルファベットを見れず。
簡単な文法の解説と練習問題もある。


Preply

ネイティブの先生とビデオ通話できるオンラインサービスのPreply。
ロシア語は発音が難しいので、実際に発音して確認してもらいました。

言語と出身地を指定して先生の検索ができるので、
アルマトイに住んでいると紹介されていたカザフスタン人を指定して、(英語で)旅行の相談もしちゃいました!
(語学学習専サービスなので、そのような使い方は良くないかもしれませんが…私が選んだ方は快く色々教えてくれました。)

カザフスタン出身の先生は50分350円くらい~。
これは我ながら、とても良い情報収集方法だと思います。😉




情報収集については、ロコタビというサービスもおすすめです。
世界各地に在住の日本人に相談やガイドをお願いできる仲介サービス。
日本人の感覚で答えてくれるので、安心です。


★ロコタビの初回利用が1000円引きになるクーポンコード、良かったら使ってみてください→ SrJrEKzi


Google翻訳アプリ

店員さんとのやりとりはもちろん、レストランのメニューに英語がない場合もカメラ機能で大活躍。
以前ウズベキスタンで使用した時よりも精度が高かったような?

ウズベキスタンの時は、オフラインモードで使用していたからかも。
オフラインよりもオンラインの方が、精度が高いようなのです。

Google翻訳のオフラインでの使い方は、こちらもご参照ください :ウズベキスタン旅行・お役立ち情報共有【体験談】



6月末のアルマトイの気温・服装は

過ごしやすい気候で、昼間は暑かったけど木陰に入れば心地よい感じでした。
夏の恰好(半そで・短パン)で大丈夫。日差しは強かったです。まあまあ湿気があったかも。

イスラム教の方が多い国ですが、服装に関しては自由で、ヨーロッパのような感じ。日本の普通の露出レベルなら、気にしなくてよさそうでした。

ただ、夜になると気温が落ちて、涼しかったです。ジャケットを羽織ったり、レストランのテラス席ではブランケットを借りたり。

蚊はいなかったです。

基本、晴れでしたが、1日だけ、朝に軽く雨が降りました。

猛暑のインドから行ったら、気候も含めてすべてが良くて天国なのでした!







おわり

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