【EBC 再び④】10日目〜復路全行程【ネパール】エベレストマラソンとは。星空撮影とデウシーレ、ナムチェのヘアサロンで念願のシャンプー、レッサムフィリリを聴いてルクラからカトマンズに戻るまで

ネパール


ついにカラパタール頂上へのリベンジ成功し、エベレストよーく見えた前回からのつづき

全体の行程表

【EBC 再び①】2回目のエベレスト・ベースキャンプへ 1日目〜4日目【ネパール】
1日目:カトマンズ→ラメチャップ空港→ルクラ空港→モンジョ泊
2日目:モンジョ→ナムチェ泊
3日目:ナムチェ→シャンボチェの丘→キャンジュマ泊
4日目:キャンジュマ→テンボチェ→デボチェ泊

【EBC 再び②】5日目 3,820m〜7日目 4,900m【ネパール】
5日目:デボチェ→シヨ→ディンボチェ泊
6日目:ディンボチェ→チュクン付近→ディンボチェ泊(高度順応)/div>
7日目:ディンボチェ→トクラ→ロブチェ泊

【EBC 再び③】8日目 カラパタール リベンジ!〜9日目 EBC!【ネパール】
8日目:ロブチェ→カラパタール→ゴラクシェプ泊
9日目:ゴラクシェプ→EBC→ロブチェ泊

【EBC 再び④】10日目〜復路全行程【ネパール】 ←今ココ
10日目:ロブチェ→ペリチェ→パンボチェ泊
11日目:パンボチェ→ナムチェ泊
12日目:ナムチェ→ルクラ泊
13日目:ルクラ空港→ラメチャップ空港→カトマンズ

【EBC 再び⑤】持ち物、旅程、地図アプリとカトマンズのおすすめカフェ&お買い物情報【ネパール】

標高は適当に調べたものだったりするので参考程度にしてください




10日目:ロブチェ→ペリチェ→パンボチェ泊

10月25日
Lobche (4,900m)→ Periche (4,266m) → Pangboche (4,000m)  
高低差 -900m  歩行 12km   6.5時間(休憩含む) 



5時過ぎに起床。
ちょっと早いけど、トイレ行きたくてフトンから強制的に出る日々・・健康的。
ロッジの壁がとても薄いので、なるべく音を立てないように、まずはゆっくりとお湯を飲む日々・・
まだ外は暗く、窓から星が見える😌


朝ごはんのチベタンブレッド揚げパンなのでちょっと重い

この日は1,000mほど下る予定、だけど現時点で標高5,000mのところに居るので、
この日の朝まで一応ダイアモックスを飲んでおきました。



下りの行程がスタート



すごい姿勢で大きな物を運んでいるポーターさん




Thukla近くの慰霊碑のところ


とても長い道のり・・・


少し登りの箇所もあるけど、ほぼ下り坂or 平坦な道。


Dinboche と Pheriche 方面の分かれ道案内石



Thukla〜Pericheの下り坂は急過ぎて、一緒に行った人は膝故障してました。





ここは・・・

冬に来た時もこのアングルで撮った😊 雪がある景色の方が好きかも!





⛄️   ⛄️   ⛄️



Pericheでお茶休憩。

前回、冬に来た時は、確かGolak shep〜Pericheまで一気に下った気がします。
そしてPericheで泊まったロッジのお兄さんがイケメンだったのを覚えていたのですが、
残念ながらそのロッジには立ち寄らなかったのでした。

元気かな・・・😀





Pericheにはヘリポートがある





その後Shomare?でお昼休憩


サンドイッチとスープ





ロッジに飾ってあった数々の賞状とメダル。
オーナーの息子?がエベレストマラソンに参加したらしい。

ええ、エベレストマラソンって・・・なに。。。。。


後から調べてみると、
EBC からナムチェまでを走るマラソンらしいです。

スタート地点に辿り着くまでが、一番大変ではないか。。

この賞状の彼の記録は、4時間54秒で、14位!?

私たちは「疲れた疲れた〜」と言いながら2日かけて歩いている距離を。

エベレスト山頂で撮った写真も飾られてました。
やはり山の民は違いますね。




その後1時間くらい歩いたらパンボチェに着きました。

到着は14時くらいで時間に余裕があったので、みんな順番に、数日ぶりのお湯シャワー。
ガスシャワーなのでお湯がなくなることを気にせず永遠に浴びることができて嬉しい☺️

スッキリ、サッパリ! (抜け毛がすごかった)

このロッジはきれいな洋式トイレや洗面台もあって、とても良かったです!

まだ4000m という高い標高の場所にいるけど、5000mから下がってきたので、
とても気温が暖かく感じるし、走れるくらい元気!



おやつのポップコーン




夕焼け写真を撮るために、少し高いところへ!


Lhotse(ですか?)も、とっても綺麗










やっぱり、アマダブラムは素晴らしい💯
下りてきたのでまたアマダブラムらしい形が見れるようになりました。

これがマジックアワーだそうです(日没後に山が白く光って、くっきり、綺麗!)
自分メモ:ISO 100 55mm f11 1/3 sec








晩ご飯のラーメン

ロッジには欧米人数人とインド人が2人。

私たちとは逆にこれから登っていくらしいインド人が、おそらく他の人のガイドに、
大声でこれからのルートを事細かに確認している・・

インド人ってやっぱり、空気読まずに、異常に声がデカイ!と思いました。

他の欧米人たちと、アイコンタクトで、「声でかいね・・・」と共感しあったのでした 笑

しばらくして、彼らが「星が見えるから外に行こうぜ!!」と言ってワーッといなくなったあと、
静まりかえったロッジではオーナーが「やっと平和になった・・」と呟いていました。

インド人。。笑





そして私たちも星空写真を撮りに。

こんなに綺麗に見れるのは最後かな〜


アマダブラム(右下)と星空。
なにかの明かりの影響?でアマダブラム方面が青光りしているし、天の川などがないのでなんかイマイチ。💫






反対側。やっぱり天の川があったほうが、圧倒的にイイ!👍🏻
自分メモ:ISO 8000 18mm f3.5 13sec












夜、みんなが部屋に行った8時半 頃、外からだんだん近づいてくる、子供たちの叫び声・・・




『・・ なんとか・・ かんとか・・ デウシーレ!』







『・・・ なんたら・・ かんたら・・ デウシーレ・・!!』










でた!

ネパールの秋のディパワリ祭りの時に、子供達のグループがデウシーレデウシーレ歌って踊って周って、お小遣いを集めるイベント。

インドとネパールのお祭りはかぶることが多いので、よくインドの祝日にネパールに行く私は、
何度目かのデウシーレ😊

お小遣いあげたかったけど、もう消灯して、観光客はみんな部屋に戻っちゃった。。遅すぎる。



静まりかえった山の夜に子供たちの声が響いて、なんだか平和でした。




ロッジ:WIND HORSE INN



部屋の窓からの眺めも◎




化粧してないのに、砂埃で顔がこんなに汚れていた。。






11日目:パンボチェ→ナムチェ泊

10月26日
Pangboche (4,000m)  → Namche (3,446m)
高低差 -554m  歩行 11km   8.5時間(休憩含む) 



5時頃起床。最後まで毎日体調良好😀

寝起きでトイレ行ってもあまり息切れしません〜
4000mくらいへっちゃらな身体になったのだ!と思いました。

朝ごはんを食べて、7時頃出発。




1時間半ほどで、小高い丘で見晴らしの良いTenboche着。




チベット仏教のお祈りを少しだけ見て、お茶休憩



ぽかぽかぬくぬくスヤァ〜・・😌
ヒマラヤ生まれの犬は幸せだなあ








なんと良い天気なのでしょう(私のくつした)





お茶したあとは、来た時と違う道で下ることにしました。




ここにも、日本人の記念碑?がいくつか並んでいました。




これは・・ガイドがいないと、行こうと思わない道だ





あおさ汁のような・・細い苔?が






シャクナゲのお花(ロードデンドロン)の蕾だそうです。 春になると綺麗に咲く🌸






ガイドの方が、拾った葉っぱと枝で風車を作ってくれました。
子供たちはこうやって遊びながら山を歩くそうです。


😌



遊びながらゆっくり2時間ほど、川まで下って、
PHUNGI THENGAというところでお昼ごはん。

味も衛生面も微妙なところだった




ごはんを食べている間に、すっかり曇ってしまいました。





少し歩いてKyangjuma でお茶休憩。
ここからは最高の眺めなのに、見納めできず、残念!
とはいえ、今日まで最高の景色を散々楽しめたので、ヨシです😌







Kyangjumaを過ぎたら・・もうすぐナムチェ降りてきているので、この日は暖かくなるかな?と思いきや、雲?霧?の中に入って、太陽が無いととても寒かったです。




不思議な植物が!









ナムチェに16:30頃着。雲は晴れませんでした。デウシーレが・・ 聞こえる・・・!

登りの時と同じホテルにチェックインして、
念願の買い物とシャンプーへ・・!
すっかり高度順応したので石段を走って駆け下りれるくらい元気でした。





自分用と、お世話になった人へのお土産用 Tシャツを買いました

↑のSHERPAというお店は、オリジナルのTシャツ(質が良い)やニット帽(どちらも NPR 3000くらい)に加えて、様々な登山用品も売っています👍🏻

安くはないけど、SEA TO SUMMITなど、ちゃんとしたメーカーの正規品が揃っていました。
確か、NPR 1000くらいで?コンパス付 気温計のキーホルダーも買いました🌞

クレジットカードも使用可でしたが、お店の隣のATMで現金を下ろせたので現金で購入。
(さすが、大都会ナムチェ!)

(クレカだと店側が街におりていろいろしなければならないので現金の方が良いと言われました)







そして、数日前に行ったのと違う方のヘアサロンへ。

子供達がヘアサロンの前で輪になってデウシーレデウシーレやっているところを、かきわけて・・

シャンプーしてもらっていたら、子供達が入ってきて、
ヘアサロンの電源を借りて延長コードをたくさん繋げて、持ってきた大きなスピーカーに繋げていました。

大音量で音楽を流して踊ってパフォーマンスをしてお金を集めるのです・・

そのへんのお店から電源拝借するシーン、前にも見たことがある😲

ゆるいというか、優しいというか・・なんかあたたかくて良いなと思いました。

コロナ前と変わらない風景、きっとずっと変わらない風景😊





ヘアサロンはマッサージサービスもあったので、そちらも!

フットマッサージ(ドライ/オイル)20分 NPR 1500
ストーブもついていて暖かい!

シャンプーはドライヤー乾燥込みで  NPR 700



晩ご飯のステーキとピザとスープ!



ここまで来ればもう、ビール解禁!


ロッジ:MOUNTAIN VIEW LODGE & RESTAURANT

数日前と違う、眺めの良いお部屋

Wi-Fi: NPR 500/日、数日前に泊まった時のパスワードでそのまま使用できました。
(オーナーの人も、別にそれでOKと言っていました)



使った現金:
シャンプー NPR 700フットマッサージ NPR 1,500
SHERPAで買い物 NPR 12,500
ビール NPR 700
ティッシュ NPR 150











12日目:ナムチェ→ルクラ泊

10月27日
Namche (3,446m)→ Lukla(2,846m)
高低差 -600m  歩行 17km   10.5時間(休憩含む) 



ロッジに飾ってあった絵。
とても素敵だな〜と思って見ていたら、日本人の斉藤孝さんという方の絵ということがわかりました。





この景色ともお別れ・・

7時頃出発。


さようならNamche . . .







なんでも売ってるナムチェ。





犬がバイバイ






しばらく、木漏れ日の気持ちいい下り道


一番最初に宿泊したMonjoなどで休憩しながら、
14 時頃に到着したThadokoshiでお昼ご飯





最初に食べて美味しかったチキンダルバートを再び

前日同様、お昼頃から曇り始めました。

そのあとはひたすらに長い距離を歩き続け・・
(想像以上に長くて、結構辛かった記憶があるので覚悟していたけど、やっぱり想像以上に長くて辛かった😵



こういう道も、いつかは舗装されて車やバスで行けるようになるのかな?と思いましたが、
ガイドの方いわく、エベレスト街道のエリアは文化遺産だか自然遺産だかなので、舗装できないそう。



100年後も変わらない景色☺️






このゲートまで来れば、ほぼゴール! ヤッター





山奥からルクラに戻ってきたら、「何でもあって、都会だなー!」とみんなで言っていました。


大都会ルクラ






空港の近くのロッジへ。
こうして見ると、やっぱり角度がすごい・・

ロッジに泊まっていた他のスイスからのグループは、トレッキングで使った服や靴をポーターにプレゼントしていました。

使い捨ての装備で挑むスタイルなのかな!?

私たちもポーターの人たちに、余った行動食とチップを渡し、一緒にビール飲みました。

チョコレートは、家に帰ったら娘にあげるんだ☺️ と喜んでくれました。


チップは最初からお世話になった方には NPR 7,500、
もう一人は途中からだったので NPR 4,000。





ネパールといえば、ククリラム!お湯割でいただきます




晩ご飯のWAIWAIヌードル with Veg & Egg




Chicken Sizzler




またデウシーレ!

少年たちはネパールの国民的ソング「レッサムフィリリ」を合唱し、終わったらそそくさと去ろうとしてしまったので(笑)

ちょっと待って!と呼び止めて、5ルピー札を沢山渡しました。(みんなで分けれるように)

控えめで好感が持てます・・



参考:レッサムフィリリ







ロッジ:SHERPA LODGE & COFFEE SHOP

ルクラ空港の目の前でした。飛行機はだいたい朝早いので、ロケーション◎

Wi-Fi:無料だったと思います
使った現金:記録なし






13日目:ルクラ空港→ラメチャップ空港→カトマンズ

10月28日
4時半頃目覚め、5時半頃朝ごはんを食べて、6時頃に空港へ向かいました。

空港の目の前のロッジだったので、気が楽です!



空港の入り口!




ルクラ空港の中の様子①(セキュリティチェック前)





ルクラ空港の中の様子②(搭乗ゲート)




思い出の、”Thank you ! See you again !! ” のポスター!
今回は、「二度と来るか!!」という気持ちには・・なりませんでした😀


(心の準備はしていたけど)飛行機は予定時間より1時間経っても状況がわからず、
大丈夫かな〜今日飛ぶかな〜とドキドキしながら待ちました。

ルクラ便のプロペラ機は、事故が多いからか、少しでも天候悪いとすぐに飛ばなくなります。



雲が多くて心配。

と、ぼーっとしていたら、急に
「SITA Air! 」と、予約していた航空会社の名前が叫ばれ、
滑走路を小走りで飛行機に向かい、

ワーッと乗り込み、

わ〜、急に呼ばれたね〜

と話している間に急に飛び立ちました笑





あっという間に上空へ・・

急すぎて気持ちが追いつかないね〜、面白いね〜
なんて話していたけど、

その数ヶ月後にポカラ便の飛行機が落ちたニュースを見て・・

今思い返せば、私たちが乗った飛行機もなんか色々急だったし雑だったな〜・・
と、他人事ではない感じがしてしまったのでした・・

忘れかけていたネパール国内線の恐怖感や緊張感、再び。。
やっぱりできることなら乗りたくない。。







ルクラからの飛行機の行先は、カトマンズではなく、ラメチャップ空港です。

(理由は、1日目の日記を参照)




ラメチャップに到着。ただのインドみたいな町



少し進んだら自然豊かな景色!

8:30頃ラメチャップに着いて、
12:30頃カトマンズに到着。




ホテルで美味しい洋食をむさぼる😇

バスタブ付のホテルを予約していたので、
お風呂でゆっくり〜疲れを癒して、
タメルのハチミツ屋さんや素敵Tシャツ屋さんやNorth Face 正規店などで買い物して
(タメルのお買い物情報については、次回のページにまとめました)、

西遊のスタッフさん方々が韓国焼肉に連れて行ってくれたので、
美味しいごはん食べながら反省・感想会🍻

何度も書いているのですが、今回は、1回目のEBCトレッキングに比べて、

・なんとなく記憶あるので気持ち的に余裕がある
・信頼できるガイドがいる
・仲間がいる

などの理由で、楽しく安全に終えることができたのでした。

今回もまた、ネパール愛が深まった😌

秋の「ディパワリ」の時期(10月下旬)は、
雨季明けで天気も良いし、寒すぎないし、お祭りで盛り上がっている山の民を見れるので、おすすめです!




タメルのホテル:Kantipur Village

バスタブ付の部屋、USD 81 でした。
値段相応の良いホテルでした😌







持ち物や、ガイドなどについて、は次回のページにまとめました。



おわり

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