【EBC 再び⑤】持ち物、旅程、地図アプリとカトマンズのおすすめカフェ&お買い物情報【ネパール】

ネパール

2回目のエベレストベースキャンプへのトレッキングでの、持ち物や地図アプリ、カトマンズのお店などについてまとめました。

エベレスト・ベースキャンプ(EBC)トレッキングとは

あのエベレスト(標高8,845m)に登るための拠点となる、ベースキャンプ(5,364m)のこと。

ベースキャンプまではヘリコプターか徒歩でしか行くことができず、
最寄りの空港(3,000mくらい)から高度順応しながら徒歩で登り8日ほどかかります。(往復12日間)

Everest Base Camp 略して EBC

そのベースキャンプを目的地とし、途中でエベレスト始め素敵な山々を眺めながら、
村を経由してロッジに泊まりながら、ゆっくりトレッキングする、世界的にも人気のあるルートです。

往復12日間のトレッキングと言うと、とてもハードなものを想像されることがありますが、、
高山病のリスクはあるものの、村人やトレッキング観光客が多いので道に迷う心配はほぼなく、
ロッジにはあたたかいストーブや布団があるので、それほど上級者向けではない、はず。

ネパールのロッジやレストランは、だいたいキレイ💖



行程表




 日  ルート距離 時間  
0日目カトマンズ着、泊
1日目カトマンズ→ラメチャップ空港→ルクラ空港(2,846m)→モンジョ(2,835m)泊13km8時間
2日目モンジョ(2,835m)→ナムチェ(3,446m)泊4km4時間
3日目ナムチェ(3,446m)→シャンボチェの丘 (3,900m) →キャンジュマ (3,600m) 泊4.6km6時間
4日目キャンジュマ(3,600m) →テンボチェ(3,860m) →デボチェ (3,820m) 泊4.4km5時間
5日目デボチェ(3,820m) → ショマレ (4,000m) → ディンボチェ (4,300m) 泊6km5時間
6日目ディンボチェ(4,300m)→チュクン付近 (5,000m) →ディンボチェ(4,300m)泊(高度順応)5.7km5時間
7日目ディンボチェ(4,300m)→トクラ (4,600m) →ロブチェ (4,900m) 泊6km4時間
8日目ロブチェ(4,900m) → カラパタール (5,643m) →ゴラクシェプ(5,164m) 泊6.7km10時間
9日目ゴラクシェプ (5,164m) → EBC (5,564m) → ロブチェ (4,900m) 泊10km8時間
10日目ロブチェ (4,900m) → ペリチェ (4,266m) → パンボチェ (4,000m) 泊12km6.5時間
11日目パンボチェ (4,000m) → ナムチェ (3,446m) 泊11km8.5時間
12日目ナムチェ(3,446m) →ルクラ(2,846m) 泊17km10.5時間
13日目ルクラ空港→ラメチャップ空港→カトマンズ泊
14日目カトマンズを発つ
(時間は休憩を含みます)

ので、15日間必要でした。

毎日の詳細日記はこちらから↓




ネパールで使える地図アプリ

紙の地図はカトマンズやルクラのお店で簡単に見つけることができます。

日本でおなじみの登山アプリ、Yamapがエベレスト街道の地図対応している!
ことがわかったので、そちらを利用しました。
エベレストベースキャンプその1・その2・その3 の3枚に分かれていました。

無料版では2枚までしか地図をダウンロードできないので、直前に有料版お試し登録して(1ヶ月無料)すべての地図をダウンロード。

(その後無料版に切り替えれば、お金かかりません。無料版に切り替えたあとも毎日の登山記録詳細は引き続き見ることができました。2023年4月現在)

他は、海外で使えるオフライン登山地図アプリは以下の2つが人気みたいです。

Gaia GPS

アプリ内メニューは日本語対応していました。



All Trails

たぶん日本語対応していないです。



まだ使いこなせていないのですが、All Trailsの方がポップでSNS要素強め?に感じました。
デリーNCR周辺のちょっとした公園などのルートもあって、近所のお散歩コースを発見するのにも良さそう。
個人的にはGaia GPSの方が、本格的な雰囲気があって好き・・かも。

どちらもアプリのインストールと地図閲覧は無料ですが、オフライン地図をダウンロードしたりGPS記録の機能を使うには USD 3/月 くらいかかります。

有料コースは7日間無料トライアルがあるので、それで試してみるのもアリです。日本の山もだいたい対応しているようです。

あと、完全無料のオフライン地図はこちらのアプリもある

Maps.me

Maps.meは主に街でGoogle mapのように使用でき、完全無料でオフライン地図をダウンロードできるので、海外へ旅慣れた人にはお馴染みのようです。

いずれにせよ、地図アプリだけに頼らず、ガイドやロッジの人に、都度要確認です!



持ち物について

今回はポーターも雇う予定だったので、気にせず色々持って行きました!

自分で背負う用は、50L と書かれているけどそんなに大きくはなさそうなリュックに。
残りはポーターに預ける用の大きなバッグに。

<服>
替えのTシャツ2枚
替えのパンツ1枚
替えの下着3着くらい
UVカット薄手パーカー(ラッシュガード)
UVカットの薄手の首にまくやつ
メリノウールのくつした3枚くらい
ロッジで使う用のサンダル(必須!)

下着はユニクロのエアリズムなので、洗濯してもどこでもすぐ乾いて便利でした!

<防寒着>
ニット帽
首に巻くフリース素材のやつ
手袋(使用せず)
ミズノのブレスサーモ上下(スポーツ用防寒インナー、中間くらいのレベルのやつ)
ユニクロの極暖ヒートテック上下
モンベル の薄手のフリース
モンベル のゴアテックスダウンジャケット
ネパールで買ったスーパーダウンジャケット
ダウンパンツ

★夜、外に星空撮影に行くときや、一番標高の高かったカラパタールでは、全部(防寒インナー2枚重ね、レインウェアとダウンジャケット2枚重ね、メリノウールくつした2枚重ね、ホッカイロ)を着ても寒かったです!

カラパタール頂上。みんな寒そう

★一方、ロッジの共用スペース(食堂?)のところはストーブがよく効いてとても暖かく、半袖でも良いくらいだったので、重ね着で調整しやすいような服がいいです

★ルクラ空港〜ナムチェを登っている時は半袖で良いくらい暑かったです

<その他>
3シーズン用寝袋
一眼レフカメラ
三脚(しょぼい)
小さいリュック(ほとんど使わなかった)
サングラス
保温水筒(必須!)500ml
ナルゲンボトル 500ml
ヘッドライト、ダイアモックス、絆創膏、行動食など基本的なものたち

あと、靴に不安があったので、ポーターに預けれるということに甘えて、トレッキングシューズをもうひとつ持っていきました。(結局、履いて行ったものが快適だったので使わず!)

★高山病予防のダイアモックスはインドでは処方箋なしで、とても安く購入できます。ネパールも同じかも。
予防的に飲んでも良いし、症状が出てから初めて飲み始めても効果ありです

★村を経由して行くトレッキングなのでお店はたくさんあり、水やビスケットやチョコレート買えます。
こだわりがなければ行動食は現地調達でもいいかもです

★トレッキングポールは普段使わないので用意しませんでした。
ポールに限らず、ほぼ全てのものは、あとで必要だと感じたら、カトマンズやナムチェで買えます!

<雨具>
インドのDecathlonで買ったレインジャケット
ゲイター?膝下につけるやつ(使用せず)
ポンチョ(使用せず)
ザックカバー(使用せず)

★雨1回も降らなかったのでレインジャケット(ウインドブレーカー的に)しか使いませんでした。

★インドでのアウトドア用品はDecathlonに行けば大体揃います。

インドから来た人はほぼ全員Decathalonブランド着てるからすぐわかる



ポーターに預けた荷物は、このくらいの大きさ↓

横に置いた 1Lのペットボトルと比較してね


このバッグは出発前日にカトマンズで1200円で購入しました。

一応簡単な鍵をつけていましたが、、つけなくても大丈夫そう



ポーターさんは大きなスーツケースも背負って運んでしまう!


<あったらいいなと思ったもの>

・ランタン
一緒に行った人が持っていました。
停電や、最初から廊下は電気着いてないロッジが多かったので、トイレに行く際などとても便利そうでした。ヘッドライトでも間に合いはしますが!

→あとで買った😊

Goal Zero ゴールゼロ Crush Light (Amazon)


これはけっこう軽いし明るいし持ちもいいので、おすすめです!
家の屋上でパーティーした時なども明るくて大活躍でした。



・ソーラー充電器
寒い山の中ではスマホ充電の減りが早い上に、ロッジの部屋には電源(コンセントを挿すところ)がないことが多く、共用スペースの電源を使おうとすると1回300円~課金される。

毎晩だとちょっと嫌なので、ソーラーパネルの充電器があると便利!
(と、前回も思ったのに、色々あって準備できなかった)

やっぱり必要だ!と思ったので、あとで買った😊

ソーラーモバイルバッテリー(Amazon)


これはバッテリー一体型で、電気でもソーラーでも充電できて、蓄電もできるスグレモノなんだけど、重すぎて・・・(450g)

ソーラーパネルのみ+軽いモバイルバッテリーを組み合わせるのが、良いのかな・・。

あと、カラビナをつける穴など、リュックに固定できるような仕様のものがいいです。歩いている時に広げて充電できるように。



旅行会社

今回は、インド在住駐在員にはお馴染みの、西遊旅行さんにお願いしました。

西遊旅行さんのガイドには、前回一人で登った時も何人かお会いしてお話ししたのですが、
みんな日本語が堪能で、気が利くサービスをされていて、とても頼れる存在でした。

今回のガイドさんは日本語が若干カタコトなところもありましたが、とてもいい人で、面白くて、
標高が高いところや登りがきついところでもいつも笑わせてくれてみんな元気になりました。😇

日本人向けなので、いろいろ説明を十分にしてくれるとか、時間を守るとか、そういうところも気をつけている感じがしました。

少しでも不安がある人にはオススメです。

他の旅行会社ももちろんガイドさんはいい人ばかりでしたが・・! 少しだけ、賭け要素があるかなあと思います。

気になるお値段は・・

USD 1,680 ( 248,539円)/ひとり でした。

高い!😇
前回はガイド無しで格安トレッキングしたので、かかった費用はこの1/3くらいだったか・・)

しかし、日本語できて日本人馴れしていて、あのサービスのクオリティと確実性を考えたら・・・
納得の料金です。

西遊ネパールのWebサイト↓









カトマンズのお楽しみ

食事や買い物を楽しんだところを紹介します。

カトマンズは、とりあえずタメルというエリア付近に行けば間違いないです




<買い物>

The North Face (正規店!)



Kathmanduティーシャツは要チェック!

素材もスポーツ用で快適です。
黒地に赤ラインと、白地に黄色ラインの2パターンありましたが・・どちらも素敵👌🌸

Decathlonブランドを卒業したくて、薄手のレインウェアも買いました。

料金は、日本で買うのと同じくらい?
Tシャツは3000円くらいだったと思うので、機能性素材にしては、比較的安いかも





紙袋もネパール限定かな!? エベレスト頂上へのルートがデザインされている。
サイコーです👍

Urbanyeti

NorthFaceの隣にある、素敵なデザインの、Made in ネパールのTシャツやキャップ屋さん。

Tシャツ好きにはおすすめです。


ヒマラヤとイエティのデザインでカワイイ☺️ 着心地も◎です。

このNorthFace があるところの通りは質の高い(値段も高い)ちゃんとしたお店が並んでいるので、
見ているだけでも楽しかったです。




Himalayan Honey Suppliers Pvt. Ltd.

命がけで採取しているらしいWild Honey など、いくつかの種類のハチミツや、
石鹸、小さなリップバーム、コーヒー豆など。お土産を買うのにおすすめ。


ハチミツは試食できる😋
とても美味しいので、一口食べたら、買いたくなっちゃうはず!



Kalapatthar Trekking store

今回は行かなかったのですが、登山用品の卸売店。
雑多にごちゃごちゃ積まれていて、どれも安かったです。
(トレッキングポール1本800円、厚手のフリースジャケット1500円など)



<カフェ・レストラン>

Himalayan Java Coffee

落ち着いた雰囲気で美味しいコーヒーやカフェご飯を楽しめる☺️




入り口の階段もステキです👍


Hankook Sarang Korean Restaurant

トレッキング終了後にガイドさんたちが連れて行ってくれた韓国料理レストラン。

タメルに2店舗あるみたいだけど、Market Mallというところに入っている方が、雰囲気が良さげでした!


疲れた身体に、お肉とビールが美味しい😋


Fire & Ice Pizzeria

今回は行かなかったのですが、何年か前に行って、窯で焼いたピザが美味しかったです。






おわり!



2019年にガイドなし一人で挑戦した時のお話はこちら↓








地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング

エベレストベースキャンプに関する情報は15ページ分のボリューム。カトマンズ周辺の主要観光地はもちろん、登山装備や高山病などについての情報や、他のコースはアンナプルナ方面やジョムソン、ランタンなど、読んでいるだけで楽しい☺️
電子書籍版もあり。

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