【EBC 再び②】5日目 3,820m〜7日目 4,900m【ネパール】 天の川の写真撮影、人の渋滞と「ヒマラヤひだ」

ネパール


2回目のエベレストベースキャンプとカラパタールへの挑戦、
デボチェ 3,820mくらい〜 ロブチェ4,900mくらい の日記です。
眺めの良いディンボチェ、綺麗な天の川、5,000mの丘へ高度順応、そして精神的に辛いロブチェへの道。。
ここまで来ればEBCはすぐそこです

【EBC 再び①】2回目のエベレスト・ベースキャンプへ 1日目〜4日目【ネパール】からの続き




全体の行程表


【EBC 再び①】2回目のエベレスト・ベースキャンプへ 1日目〜4日目【ネパール】
1日目:カトマンズ→ラメチャップ空港→ルクラ空港→モンジョ泊
2日目:モンジョ→ナムチェ泊
3日目:ナムチェ→シャンボチェの丘→キャンジュマ泊
4日目:キャンジュマ→テンボチェ→デボチェ泊

【EBC 再び②】5日目 3,820m〜7日目 4,900m【ネパール】←今ココ
5日目:デボチェ→シヨ→ディンボチェ泊
6日目:ディンボチェ→チュクン付近→ディンボチェ泊(高度順応)
7日目:ディンボチェ→トクラ→ロブチェ泊

【EBC 再び③】8日目 カラパタール リベンジ!〜9日目 EBC!【ネパール】
8日目:ロブチェ→カラパタール→ゴラクシェプ泊
9日目:ゴラクシェプ→EBC→ロブチェ泊

【EBC 再び④】10日目〜復路全行程【ネパール】
10日目:ロブチェ→ペリチェ→パンボチェ泊
11日目:パンボチェ→ナムチェ泊
12日目:ナムチェ→ルクラ泊
13日目:ルクラ空港→ラメチャップ空港→カトマンズ

標高は適当に調べたものだったりするので参考程度にしてください


5日目:デボチェ→ショマレ→ディンボチェ泊

10月20日
Deboche (3,820m)→ Shomare (4,000m) → Dingboche (4,300m)  
高低差 480m  歩行 6km   5時間(休憩含む) 



6時前に起床。毎日体調良好。
一度も起きずにぐっすり😌




朝の空はクリアで、綺麗な朝焼けでした。

7:30頃出発、

急勾配は無く、ずっとゆるやかな道だったと思います。
しかし、もう標高4,000m近くまで来ているので、ゆるやかな登りでも息切れしてハアハア・・
ゆっくり歩きました。

ダイアモックス効果か、気分悪くなるなどはありませんでした。


ヤクは怖いけどかわいい


Pangboche の商店。
モンジョの宿に忘れてきてしまった、USBを挿す電源アダプター(携帯充電用の)を、NPR 250で購入。



この日の道もまた、アマダブラムはじめ、いろいろな山がよーく見え、

💖💖💖


ちょっと低くなってる😊

ローツェ、タムセルク、コンデ? などの山が、パノラマビューでよーく見えました😊😊






ゆるやかな道です。


見えてきたディンボチェの町😇 (村?)


小川の冷水で、野菜を洗う人たち!
山の中の葉物野菜、イキイキしてて美味しそう。


ロッジに着いて落ち着いた時にはまだ日差しがあり比較的暖かかったので、
ガスシャワーでスッキリ! いつまでもお湯が出て、 500ルピーの価値のあるいいシャワーでした。

Dinbocheでは、外で地元の人(と、ポーター?)が賭け事をして盛り上がっているのをよく見かけました。

電気乏しいネパールの村では、楽しみが賭け事とウワサ話だったりするのでしょうか😗

賭けをしているのは男たちばかり。
女の人たちはたぶん家で冷たい氷水で洗濯したり料理している。

(ネパールに限らず)どこに行ってもそんな感じがします。



夜は雲が晴れて、肉眼で天の川が見えるほど綺麗な星空だったので、
寒い中、凍えながら写真撮影会

一緒に行った方が写真のプロだったので色々教えてもらい、
人生でイチバン綺麗な星空写真が撮れました。✨👍🏻





ロッジ: HOTEL IMJA VALLEY

シンプルながら日当たりが良くて👍🏻
2泊したので、ちょっと厚手のもの洗濯しても昼の間に乾きました。

最初は、向かいのロッジに連れて行ってもらったのですが・・
古臭くて、部屋に備え付けのトイレは臭くて、ちょっとイケてなかったので・・
ガイドの方にお願いし、隣のロッジを見に行ってみたら、新しくてキレイだったので、
そっちにしてもらいました。

(何故か渋られたので、けっこうお願いした)

Dingbocheは高度順応で2泊する予定なので、良いところに泊まりたく

そもそも、ツアーパッケージがけっこう高額なので、あえてあのクオリティのロッジに泊まる意味がわからなく。

後から旅行会社の他の方に聞いたら、
顔なじみの方がいる、いつものロッジのほうが色々と融通が効いて、良いのだ。
と、言っていたけど、、

新しいロッジは続々建てられているので、ちょっと納得いかなかった。


Wi-Fi:共通エベレストWi-Fi, 1ヶ月間、10GB, 2000ルピー

気候:終始晴れ。
もう、昼間もダウンかレインジャケットをずっと着てないと寒かったです。

使った現金:
携帯充電用の、コンセント? NPR 250
ロッジのホットシャワー NPR 500
ロッジでの携帯等の充電 NPR 300 ~500



ぬくぅ〜、 スヤァ〜 😌




6日目:ディンボチェ→チュクン付近→ディンボチェ泊(高度順応の日)

10月21日
Dingboche (4,300m) → Chukhung (5,000m) → Dingboche (4,300m)
高低差 ( 700m)  歩行 5.7km   6時間(休憩含む) 


5時前に起床。毎日体調良好。
でも夜は寒くて何回か起きてしまいました。

(とはいえ、隣のベッドにフトンもう一枚あったけど、寝袋から出るのが億劫で、取りに行かず・・)

この日は近くの丘まで登って高度順応の日!


気持ちの良い朝!



わんこも一緒に🐕🐾








ア〜〜〜






ゆるやかな登りの歩行時間がとても長くて疲れました。

とにかく距離が長く感じました。

途中で日本人の男性2人に別々にお会いしました。

ひとりは、3週間くらいかけて、「なんとかパス」のコースを1周するらしい。

もうひとりの方は、なんとあのK2の頂上まで登った経験がある!
その時は、自分でルート工作したかったのに、シェルパに先を越されちゃって残念だった〜と話していました(!?)

私たちがハアハア言いながらゆっくり歩いているところを、さすが、サクサクひょいひょい登っていってしまいました。

そして、その方が連れていたネパール人ガイドは、なんと・・

私が<去年マナスルに行った時 >にお世話になったガイドの方!

思わぬ場所での再会、とても嬉しかったです。






2時間半ほど歩いたら、ようやく建物が見えてきました。

ここがチュクンという場所のよう。



こんなところに、ドーナツなども売っている、素敵なカフェが・・






さすがに高山の料金





コーヒーで一休みしたら、1時間ほど歩いて、近くの丘まで登りました。登りが急で大変だった・・
そして頂上は冷たーい風が強くて辛かったのですぐに降りました、
辛すぎて記憶もあまりないのですが、景色は最高でした!









風が寒すぎたので、早々に下山。

本当はChukhung Li という丘まで行くのかと思っていましたが、
その手前の丘でもう疲弊したし満足したので、そこまで行くのはやめました。

後から地図で見たら、登った丘は5,000mあるらしい!
いよいよこんなところまで来てしまったんだな〜感がありました。




「ヒマラヤひだ」というものらしい!
雪でできたヒダヒダが、綺麗ですね!!



アーーー、 綺麗ですね!!!!!





もう、ここまででも満足して、下ってもいいくらい!



綺麗なものが見れて大満足😊





チュクンの村に戻ってきて、また同じカフェに行き、ダルバートのお昼ご飯。
とても疲れたらコレをたくさん食べくなる。






ヤクはみんなフサフサでかわいい。
他の登山客の荷物を運んでます。




ゆるやかで長〜い距離の同じ道を、ふたたび歩いて、ディンボチェへ戻る。。






ディンボチェに戻る頃には、モクモク・・



しかし毎日、
午後〜夕方曇る→日が暮れたら雲がなくなっていく
の流れの天気でした。



16時頃にディンボチェに戻りました。

この日もまた、夜7時頃〜は空がとてもクリアで、
なかなか良い天の川の写真が撮れました😊








前回一人で来た時は、「みんなDinbocheで高度順応する」と聞いたので、
Dinbocheに余分に1泊して、ロッジでごろごろしたり
すぐそこまで買い物に行ったりしてゆっくり過ごしました。

が、高度順応とは、今回のように、少し無理して高いところに行って降りてくるなどして過ごすことだったんですね・・

チュクンの丘が寒すぎたので、寒さ耐性も付き、
ディンボチェの夜はそれほど寒くないな?と感じるほどでした。

ロッジの周りを歩いている時も、心なしか、少し息が楽なような・・





ロッジ:HOTEL IMJA VALLEY (前日と同じ)

晩ご飯に食べた、シェルパシチュー

シェルパシチューは、いろいろな野菜や、すいとんのようなもの、
もしくはお米などが入った、優しいシチュー。


ごはんのレパートリーがどこも同じようなので、少し飽きたし胃が疲れてきました。


この日はロッジにインド人団体客が・・

その瞬間、きれいだったトイレが、びちゃびちゃに・・

どうして・・・😨




ネパールのロッジは、インドと違って、頼んだ飲み物がすぐに出てくる。
すぐに出せるようにと、常にお湯や刻んだショウガや、いろいろよく準備されていました。
外国に行くと、つい、インドと比べてしまいます。

使った現金:不明(使ってないかも)






鼻の穴 ペロン♪






7日目:ディンボチェ→トクラ→ロブチェ泊

10月22日
Dingboche (4,300m)→ Thukla (4,600m) → Lobche (4,900m)
高低差 600m  歩行 6km   4時間(休憩含む)




5時半頃起床。毎日体調良好。
昨日と逆で、今度は布団が暑すぎてか?何度か起きてしまいました。

昨日より気温が暖かいのか、単純に昨日のチュクンで寒さ耐性がついて暑がりになってしまったのか、
朝外を散歩してもそれほど寒くない。。


ちなみに毎日寝袋に入る時はジャケットなど脱いで、防寒インナーのみで大丈夫でした。

途中で暑くなってきて、靴下を脱いだ日も多く・・

とりあえずロッジの布団はそのくらい暖かかったです。







朝ごはんを7時頃に食べて、
早々に出発したかったので、7:30頃には準備完了するも、
荷物を運んでくれるポーターの一方が熱が出て体調が悪く、下山せざるをえなくなったため、
急遽、他のポーターを探すガイドの方。



30分くらい待って、別のポーターが見つかったので、
結局8時頃に出発しました。


DinbocheからLobche方面へ上がる丘のところで、人の渋滞。
早く出発したかったのになぁ・・(やむなし)











見覚えのある山〜 
懐かしい








Thuklaの手前の小さな橋・・
前回、道に迷って、橋がわからず、一人で半分凍った川を渡って危険だった・・







10:30頃には、お昼ご飯のThuklaに到着。


4620 m !




標高あがるにつれて、だんだん野菜が見えないほど小さくなって・・・(笑)





Thuklaの前と後は、登りがとても急で、きついです・・。ゼエゼエハアハア







Thuklaの近くの見晴らしの良い丘には、様々な登山家の慰霊碑が。

アマ・ダブラム山で亡くなった方や、
ヒマラヤで最後を迎えたわけではないけど、山を愛する人など。
の、慰霊碑がこの辺に沢山たてられています。



その後は人がだんだん減って、渋滞がすっかり解消されました。



そこから、Lobcheまでのながーい平坦な道は、ずーっと景色が変わらず、きついです・・。





前回はここでガス?の強風、ちょっと吹雪みたいになって、
ここで引き返そうかな・・と朦朧としていました。





一緒に行った方も、「この道はけっこう精神的にくるね・・」と言っていました。



はー、やっとLobcheが見えた!!


13時頃には、Lobcheに到着。

とても寒い!

ロッジのトイレの手洗い水(バケツ)も、暑い氷で覆われていました。

日当たりのいい部屋だったので、また軽く靴下などを洗濯して干して、
近くの丘に登りに行きました。




泊まったロッジ。



ロッジに着いたら、落ち着いてぼーっとしてないで、歩き回ったほうが良いらしい。(高度順応)



標高上がった感がある景色




丘からの景色




氷河がすごい
(温暖化の影響でか、だんだん減ってきているみたい)



一緒に行った方、重い三脚まで持ってきたのに、カメラのバッテリー切れ。😂


丘は、カラパタールを思い出させるような、角度が急で小石がジャリジャリの道・・滑って転げ落ちそうになる。


ガイドの方に荷物を持ってもらったりしながら、なんとか下りましたが、
カラパタールが不安になってきました。。


パンッパンだけど、まだ耐えているビスコ 笑





晩ご飯の、辛ラーメン Egg Drop付

辛ラーメンは、どこのロッジにも有りました。

辛い粉が入った小袋を別で渡してくれ、各自の好みに調整できるスタイルなので、辛すぎなくて安心!
ロッジの方のホスピタリティ。🥰





ロッジ:ABOVE THE CLOUD LODGE & RESTAURANT





日当たりが良い




簡易的なドア


薄暗い豆電球ひとつ、部屋にあるだけだったので、夜はヘッドライト等を付ける必要がありました。


Wi-Fi:共通エベレストWi-Fi, 1ヶ月間、10GB, 2000ルピー
もう、ずっとSIMでネットは繋がらないのですが、電話だけは通じるみたいでした。

気候:
ロブチェ前はダウン着て歩いてもいいくらい寒い。
朝〜お昼はずっと快晴。夕方曇り。でも日が落ちたらまた晴れて星空がすごい。
(昨日までと同じパターン)

使った現金:
たぶん、ひとつ NPR 150くらいするポケットティッシュを2つくらい買いました。
(寒くて、歩いている間、鼻水が止まらない!)


買ってないけど、料金だけ確認したもの↓

トイレットペーパー NPR 350
コーラ NPR 350
ビール(500ml 缶) NPR 700
プリングルス NPR 700

コーラはヘリコプターで運ばれてきているのを目撃しました。
入荷方法がすごい。。


それにしても、どこのロッジも品切れがほとんどなくて、すごいです。

ごはんも、メニューに書いてあるものはほとんど出てくる。



夕方、ロッジの食堂から見えた、夕陽に照らされる山。
黄金に輝いてとても綺麗!!

前回の挑戦では登りきることができなかった、カラパタールへのリベンジと、再びのEBCへ つづく。







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