【ネパール】極寒期にマナスルサーキットに挑戦

ネパール


ネパールのマナスルという山を見たくて、マナスルサーキットに挑戦しました。

インドから、年末年始の極寒期に行った時の話です。

マナスル方面のトレッキングは、見えるところまで行って同じ道を戻るコース(8日間くらい)と、周りを一周するマナスルサーキット(12日間くらい)があります。

マナスルも、アンナプルナやエベレスト方面と同じように、村を経由しながら、シャワーや個室、ベッド、レストランのあるロッジに泊まりながらのトレッキングになります。(ティーハウストレッキングと言うらしい)

私は同じ道を戻るのが嫌だったので、一周するマナスルサーキットコースに行く予定で、現地の旅行会社にガイドや許可証などをお願いしました。

が、結局自分の日数が足りなかったのと、途中で大雪が降ってしまい、とても一周する余裕はなく・・・

なんとかマナスルがギリ見える村まで行き、悔いを残しつつ同じ道を戻ることになってしまいました。









ツアー料金

私がお願いした旅行会社は、USD 1,150 でした。

(空港Pickup、カトマンズのホテル、カトマンズからの移動往復バス、トレッキング中の宿、食事、日本語できるガイド、トレッキングパーミット等込。)

(宿でのお酒などの飲み物、ガイドへのチップは別途。)

ネットで調べてもだいたいそのくらいが最低料金みたいです。

マナスル周辺は、入域許可証が NPR 3,000(=USD 25)、トレッキングパーミットが USD 75 と、他の山に比べて高いみたいです。

また、このエリアは必ずガイド込、2人以上のグループでないと許可が下りないそうです
(1人でも、なんとか手配してくれる旅行会社もある・・)

ツアー料金以外で自分で使ったお金は以下のような感じです。(NPR = ネパールルピー、だいたい日本円と同じです)

宿でのビール500ml NPR 500
宿でのラム瓶180ml NPR 650
お湯バケツ1杯 NPR 200
トイレットペーパー1個 NPR 200
ガイドへのチップ NPR 3,000


食事や宿代はパッケージに含まれており、先払いしたツアー代金からガイドが支払いしてくれます。
一応自分でも現金 NPR 10,000 くらい持っていきましたが、↑のような時にちょこちょこ使っただけなので、余りました。




シーズン

おすすめの季節は秋(9、10月)だそうです。
春(3、4月)も良いそうです。
気候が安定していて、寒すぎず暑すぎない。

10月下旬頃〜お祭りもあるので、村が賑やかになったり、いろいろ見れて楽しそう。
春は赤いシャクナゲのお花など綺麗に見れそう。

私が行った年末年始は、寒すぎて、雪も降るのでオフシーズン。(1周するのは、ほぼ無理だそう!先に言ってほしかった!)

閉めているロッジも多かったですが、入域が禁止されるわけではないので、人の少ない道をのんびり楽しめました。

エベレスト方面もこの時期に挑戦しましたが、空気が澄んでいて、山がよく見える季節かなと思います




極寒期の持ち物

標高3,000mくらいの村は、夜は気温が−10℃くらいまで下がりました。 
もしマナスル周辺を1周しようとしてもっと標高高いところまで行ってたら、−20℃くらいまで下がりそうです。

(エベレストベースキャンプのコースと同じくらい寒いと聞きました)

ので、

ダウンジャケット2枚
ダウンパンツ
手袋
3シーズン用寝袋
ホッカイロ
フリース
メリノウール靴下
冬用インナー2セット(ヒートテック極暖?と、ミズノのブレスサーモ)

などを持っていきました。

ロッジで厚手の布団を沢山使えるので、寝袋はいらないかも?と思いましたが、

布団だけだと入ってから温まるまで時間がかかりそうだし、寝袋はシーツがわりにもなるので、あって良いと思いました。

厚手のメリノウールの靴下はとても暖かいし、数日履いても臭わないので本当におすすめです。

(冬は寒いニューデリー生活でも毎日部屋で大活躍)




アンナプルナ、エベレスト方面との違い

マナスルサーキットとアンナプルナサーキットは繋がっているそうです。

エリアが近いだけあって、アンナプルナベースキャンプ行ったときこんな道だったな・・と思い出させるような、似ている感じはありました。

道中はあまり眺めが良くないところなども。

▲ 左の半円がアンナプルナサーキット、右の半円がマナスルサーキットのコース。





アンナプルナ、エベレスト方面に比べて、

マナスルの道は険しくて、ほぼ崖で、ガイドがいないとちょっと怖いかも・・・と思いました。

そこまで人気のコースではないので、道があまり整備されていないのかなと感じました。

そして、Wi-Fiなどの設備も弱かったです。(ほぼ電波&Wi-Fiが繋がらなくて、暫く連絡がつかないので何かあったのではないかと、日本の友人に心配されてしまいました・・。)

雪が降ったときは、人がほとんど通らないので、道が消えちゃってました。

その点、エベレスト方面は多くの人が歩くので道がすぐできるとのこと。
エベレスト方面がおそらく一番人気なので、村やロッジも活気がある感じ。

(コロナの影響で観光客が極端に少なかったので、通常時はもっと違う印象なのかもしれないです)

ご参考:

ネパール ABCトレッキング レポート(概要)

【EBC】エベレストベースキャンプ概要 ネパールひとりトレック11日間





日記

準備

マナスルのエリアに入る為には、予めパーミットを取得しておく必要があるので、旅行会社にパスポート写真などを送って手配してもらいました。

ネパールに入国するためには、72時間以内のコロナ陰性証明書と、ワクチン証明書と、オンライン登録フォーム、そしてホテル隔離の予約表が必要でした。

(ルールは都度変わるので、旅行会社などに確認してください)

カトマンズ空港に着いたら、入り口が今までに見たことないほど混んでいました・・・
原因は陰性証明書などのチェックカウンター。


あらかじめオンラインで登録しておいた、アライバルビザのフォームを提出して、空港で日本円にてビザ代を支払いました。

(インドルピー、ネパールルピーでは支払いができず、カード決済もうまくいかないので、日本円かUSD現金を持っていくことに注意!ユーロや韓国ウォンでも支払えます)

15日ビザ USD 30  30日ビザ USD 40 です。

外国人観光客が少ないので、ビザカウンターとイミグレ(Foreign Passportカウンター)はスイスイ♪



入国できたら旅行会社の方と合流し、ホテルチェックインし、タメルのATMへ。

インドの銀行のデビットカードでATMからキャッシングできました。

ATMによって上限額などが違うらしいのですが、私が利用したものは上限 NPR 30,000 で、都度手数料 NPR 500 かかりました。

旅行会社への支払いは現金のみ受付だったので、4回くらい下ろして、手数料が。。。

換金したほうが安く澄んだかなあ



その後、今回トレッキングに同行してくれるガイドの方と晩ご飯を食べながら、トレッキングの旅程などについて話しました。

旅行会社が手配してくれた、タメルの「ホテルパンダ」はNPR 1,000 くらいのまあまあなホテルで、お湯というよりぬるま湯なシャワーとボロボロなタオル。

トレッキングから帰った時は、追加料金を払っても良いから、もっと良いホテルにしてもらおうと思いました。

外のお店でとりあえずビールを買った






1日目:KathmanduからMachha Kholaへ バスとジープで移動のみ

Kathmandu(1,400m) → Maccha Khola (869m)  *カトマンズの方が標高が高いです。
距離 154km (Maps.meによる計測。以下同)
バス8時間くらい+ジープ1.5時間




朝6時にホテルを出発して、Gongabu New Bus Parkへタクシーで向かい、コーヒータイム

いけないと思いつつ、ついインドと比べてしまう・・
バススタンドなのに、何故こんなに綺麗なの。



寝起きでお腹を空かせた犬のガチな目




7時頃にバス出発。

街並みを見ながら、
ネパールは「素朴」という言葉が似合うなあ・・
バスで流れるネパールソングが良いBGMだなあ・・

などと感じながら、ガタガタバスに揺られていきました。

バスは2時間おきくらいに休憩ストップし、小綺麗なトイレを使ったりごはんを食べたりしながら


これらの料金もすべてパッケージに含まれています

バスに座って動かないでいると、思ったより寒かったので、途中のトイレで防寒スパッツなどを履きました。

みんなちゃんとマスクをしていました。
(砂埃がすごいので、もともとマスク習慣があるのかも)



バスは、Manakamana というところから右に曲がりました。
曲がらずにまっすぐ西のほうに向かうとポカラ方面だそうです。





15:20頃にSoti khola に到着。バスはここまでしか行けません。


20分くらい待った後、乗合ジープに乗り換えて、1時間半ほど乗って、Machha Kholaへ到着。

乗合ジープはここまでしか行かないです。(チャーター車ならもう少し奥まで行ける)

もう夕方なのでこの日はMaccha Kholaに泊まり、明日からトレッキング開始です。


Machha Kholaの様子




ロッジ




熱々のお湯バケツをもらって、シャワーしました。

当然ヘアドライヤーは無いので、時間をかけて自然乾燥・・

明日の朝ごはんを前日の晩に注文するシステム。


晩ご飯のダルバート。(ネパールの人が毎日食べる定食)

とりあえずビールも飲みました




部屋

ネパールのロッジは個室でふかふかの布団が付いてます!
(バスルームは共用の場合が多い)

携帯の電波、Wi-Fi 繋がりませんでした。
(まだ初日なのに、既に!?)





2日目:Machha KholaからJagatへ 山が見えない

Maccha Khola (869m) → Dobhan → Jagat (1,340m)  (+471m↑)
距離 18km
歩行 7時間


朝ごはんを待っていると、一緒のロッジに泊まっていたスペインのグループの方々が「まだ深夜1時よ」のような会話をしていました。(たぶん)

インドからネパールに行くと、時差がほとんどない(ネパールの方が15分だけ早い)ので、時差ぼけなどの心配がなくて良いなと思いました😀

このスペイン人4人組は、友人がマナスル山頂を目指すグループにいる(!)ので、ベースキャンプに会いに行くそう。

この方々とはその後毎日同じルートで、同じ宿に泊まることになりました。

(数日かけるトレッキング中は、だいたいそうなりがち。)


朝ごはんのスープとオムレツを食べて、7:40に出発



Machha Khola 一望

Machha = 魚、 Khola = 川 という意味らしいです。



しばらく崖沿いの平坦な道が続きました。

乗合のジープはMachha Kholaまでしか行かないですが、
チャーターのジープは、このへんも通れるそうです。


このトレッキングルートは、
横に流れるBudhi Gandakiという川沿いをずーーーーっと行くそうです。



岩山ばかりであまり良い感じの山が見えず、眺めが楽しくないです。


3時間半ほど歩いてお昼休み




お花が素敵なDobhanのロッジで休憩



クッキング中。
客がほとんど来ないから、いちから作り始め・・・2時間くらい待たされた



お昼ご飯 ダルバート




Dobhanの後は、岩がごろごろ崖崩れしたような道を30分くらい渡らなければならず、とても怖かった。。

ちょっと足を滑らせたらそのままBudhi Gandaki 川まで落ちてしまいそうな感じです。

10kgのリュックを背負っていたのですが、途中からガイドの人が持ってくれました。。




ひいひい渡ったあとは河岸まで下りて、砂浜のような道。


砂は砂で歩くの大変で疲れた。





川が青い!


17時頃にJagatに到着。




宿の部屋

コンセント刺すところが部屋の中にありませんでした。



部屋からの眺めが、向かいの崖



部屋にバスルーム付いてたので、
熱々のお湯バケツをもらって、シャワーしました。



ネパール産のククリラム お湯割でいただきました

ガイドの方と明日のプランについて話していたら、衝撃の事実が発覚。

旅行会社の方に頂いていた旅程だと、明日の歩行距離が27km、高低差+1,200mくらいとのこと。

今日18kmの距離でヘトヘトになったのに、さらに勾配のある道を、それは無理では。。。。

ガイドの方も、ちょっと無理あるよねと言っていた。しかも道が歩きやすい感じでもないらしい。

いやいや、そんなプランを作るなんて、おかしいよね?普通行けないよね?
と、話していたら、ガイドの方は、

そうだね、この日程ではサーキット(マナスル1周)はできなさそうだね、と。
なんなら、マナスルベースキャンプにも行けないかも、と。


既にここまで1日かけてバスで来て、1日かけて大変な道を歩いて来てしまいました。

そのタイミングでそれを知らされ、とても悲しくなりました😭

この少ない日程でマナスル1周できないのであれば、最初からそうと言ってくれればよかったのに。
それならそんな中途半端なところまで行かずに、日を改めたかもしれないのに。
マナスルを見ることもできない・・?
明日から、何を目指して歩いて行くのか。。笑


まあでも、行ける人もいるからとりあえず行けるところまで行ってみようと言われました。

明日が不安だ・・・


この宿は、Wi-Fiが少し繋がりました。




3日目:JagatからDengへ 山があまり見えない

Jagat (1,340m) → Chisapani → Deng (1,860m)  (+520m↑)
距離 14km
歩行 8時間



朝ごはんに、ゆで卵などを食べて7:20頃に出発。

すぐにツーリストチェックポスト

チェックポストはこの後も何箇所もありました。(ほぼ、毎日1回くらいのペース)
ガイドの方が中で色々やってくれるので、待っているだけ。


...モチベーションを失い、もやもやしながら進みました。😐

戻ったらあの旅行会社の人になんてクレームしようか、とつい考えてしまい、

いやいや、今はトレッキングを楽しむことに集中しよう・・!

を何度か繰り返しながら歩きました。

でた!ヒマラヤの犬

吊り橋



強制的にごはん食べさせられている馬


4時間ほど歩いて、Chisapaniでお昼ご飯。



スペイングループのポーターの方は、ベースキャンプでコックさんをしていたらしく、料理上手!

ごはんタイムの度にキッチンに立ち、おいしいご飯を作ってくれました。


お昼ご飯のじゃがいもカレー。

これもいるか、あれもいるか、と色々追加いただき、最終的にほぼダルバート。笑




水がジャブジャブ!

その後は、このまま歩いてもマナスルベースキャンプには行けない。。というモチベーションゼロなのに加えて、

10kgのリュックが重くて、足取りが遅く、、

一体何を削ったら、荷物をもっと軽くできただろうか?と考えたけど、

次回は絶対にポーターを雇おう、と心に誓いました。



なんかすごい滝



橋を渡っていたら、前から6才くらいの女の子2人がぴょんぴょんぴょん!と飛び跳ねて橋をゆらゆら揺らした後、

100%の笑顔で全力でキャッキャ駆け抜けて行き、癒されました😇



やっと山が少し見えた!


16:30くらいにDengに到着。

熱々のお湯バケツをもらって、シャワー(?)しました。(外の共用シャワー室)
標高が高くなって気温も下がってきたので、ガクガク震えながら身体だけ。。
寒すぎて、明日からはシャワーできないかも。


晩ご飯のThenthuk、チベットの優しいスープ麺



メニュー料金はこんな感じです




Windy Valley guest house の部屋


ネパールの山小屋はなんでこんなに小綺麗なの?



ヒマラヤの犬はなんで綺麗なの?


寒いので暖炉の周りにみんな集まって、ダウンみたいな靴下を履く人もいる中・・
ガイドやポーターたちは裸足にサンダル😳

まだ大丈夫、もう少し標高高いところに行ったら靴下履くかな〜なんて言ってました。

さすがの山の民たち。。



夜8時頃から大雨が降り始め、ずっと降っていました。

明日には止んでいますように・・・🌞 と願いながら布団に入りましたが、
なんだか不安で(あと屋根に当たる雨音がうるさくて)よく眠れませんでした。

携帯の電波、Wi-Fi 繋がりませんでした。




4日目:Deng からGhapへ 大雪

Deng (1,860m) → Ghap (2,100m)  (+240m↑)
距離 12km
歩行 4時間くらい



朝起きたら、とても静か!

やったー、雨止んでる!と思って外に出ると・・・


大粒の雪になっているーー!



もふもふのいぬ

普通に朝ごはんを食べて、レインウエアを着て&リュックにレインカバーをつけて、8時前くらいに出発。

一応持っていた折り畳み傘をさして出発しましたが、雪で垂れ下がった枝などに引っかかって邪魔なのですぐしまいました。





すぐにお茶休憩。


朝ごはん控えめにして、お腹すいてしまったので、持って行ったエナジーバーを食べました。



その後も雪は降り続け、膝下くらいまで積もった雪を踏みながら進みました。

前のグループか誰かの足跡がかすかに残っているか、ほぼ消えてしまっているところもあれば、
足跡の穴に自分の足を入れてずぼずぼ進むところもあり、、
自分の足幅より大股になってしまうので疲れる。

トレッキングポールを持っていなかったので、途中でガイドの方が貸してくれました。
道が見えなくて怖いので雪をつつきながら進みました。




これを着ていれば大丈夫と思っていたゴアテックスのレインウエアは、次第に浸水し。。
深い雪に足を入れて歩いていたので、足元も濡れているのか冷たくなり。。
身体も冷たくなり。。とても寒くなってきました。

そんな状態の中、また崖みたいな狭い道も。
足跡の穴をゆっくりずぼずぼ進んでいると、上から雪がコロコロコロ〜と沢山落ちてきた😥

雪崩かなあ、ヤダ〜😭 と立ち止まってしまったけど、小さい丘だったのでコロコロ〜レベルで済みました。😭

滑ったりしたら氷のように冷たい川に落ちちゃう、ヤダ〜😭 と思いながら緊張感のある道を進みました。


そしていつまで経っても、お昼休憩を予定していた村が見えない。遠くにも見えない。

身体は冷たく、指の感覚は無く、泣きそうになりながら体力と気持ちの限界を超えて1時間くらい進みました😭

気持ちの限界の限界を超えたころに、やっと、予定していたGhapに着いたものの。。

シーンとしていて、ロッジの周りに足跡もなく、嫌な予感。。

様子を見に行ったガイド「閉まってる。。」

😭😭

冬季は観光客少ないし、雪も降って大変なので、ロッジの人は閉めて町などに移住してしまうそうです。

ガイドの方は「仕方ないから次のところに行こう」と言って進んでいきました。

次のところって、次の村!?また1〜2時間くらい歩くの!?無理ー!!

と思って、「寒いから!!着替えたい!!😭」と駄々をこねて、木の下で防水のダウンジャケットなどを出して軽く着替えました。

その後10分くらい?進んだところに、別のロッジが現れ、そこは営業していました😭

この村はお昼休憩だけの予定でしたが、もう雪が大変なので、この日はそこに避難宿泊することに。
(たぶん13時頃に到着しました。長かった・・)

部屋で着替えて、暖かい暖炉のところに集合 (( 😳 ))

スペインのグループも一足先に到着して震えていました😭

15時頃に、やっとお昼ご飯のダルバート

みんなで暖炉の周りで、濡れた服や靴や靴下を乾かしました。

↑お客さんの靴を乾かしてくれているポーター

私だけ、装備が甘くて、濡れて冷たいと思っていたけど、みんなびしょびしょでした。

他の人たちも、「防水と思っていたジャケットは2、3時間しかもたなかったよね〜😭」と話していました。

ポーターの方なんか、着替えがないから?着たまま乾かしている。。

靴も靴下も私のとは比べ物にならないほどビッショビショ🌨

窮地に陥り自分のことしか考えられなかった自分が恥ずかしい、反省😔

リュックにレインカバーをしていても、やはり隙間から浸水していて、
リュックの中身も少し濡れてました。

今まで雨や雪の中、長時間歩いた経験がなく、何も考えていなかったので、ビニールに入れておくなど対策しておらず。。

しかし!


友人がたまたま貸してくれたスタッフバック、の中身は見事に無事でした。(感謝しかない😇

今まで、「わざわざスタッフバックとやらを使わなくても、ジップロックとか洗濯ネットで仕分けすればいいし😗」と思っていましたが、
このようなときのために存在したのですね。。!

たまたま、防寒インナーなどを入れていたので、濡れていなくて本当に助かった😇
洗濯ネットなどに入れていたら全ておしまいになっていました。。


↑Ghapのロッジからの眺め

寒すぎるのでシャワーはおあずけ。

夜、スペインの方が「ごはん頼みすぎたからどうぞ」と、Rice Puddingとやらをお裾分けしてくれました。

食べてみると、、ただのシンプルなおかゆ!

ただのおかゆ、美味しい〜♪と思いながら頂いていると、

例の料理上手ポーター(ベースキャンプでコック経験あり)が私の方を見ながら

「おかゆ。  ・・・おかゆ。」

と言っているではありませんか 笑

昔、日本人客から教わったのかな。👍🏻



携帯の電波、Wi-Fi 繋がりませんでした。
停電していたので、充電などもできず。





5日目:GhapからLhoへ 雪は大変

Ghap (2,100m) → Namrung → Lho (3,180m)  (+1,080m↑)
距離 17km
歩行 8時間




朝ごはんのTibetan breadとガーリックスープ。パンに、うっすらとMって書いてある。
M… M … Manasluの、M ? 😃


雪はぱたりと止んで、快晴の中、7:30頃に出発。
青空が見えて良い🌞


きのうのおかゆに、梅干しを入れたら美味しそうだなあ・・
そうだ、とき卵を入れて、たまごがゆなら作れる。キッチンでやらせてもらえるかな〜

などと考えながら歩きました。



それにしても雪が止んでも、積もった雪は変わらず、歩くのが大変。
途中からガイドの方がまた私のリュックも持ってくれました。。(感謝)






3時間半ほど歩いて、お昼ご飯を予定していたNamrungに到着。




天気が良いので、ごはんを待つ間にみんな、乾ききらなかった服などをお日様に当てて乾かす。

電気があったので久々の電子機器充電も。



立派な山に見えるけど、ただの「名も無い丘」だそうです。


雪かきをする、オーナーさん




お昼ご飯のTukpa.
例によって2時間ほど待った。

Namrungのロッジはとても良さそうでした。
昨日雪が降らなければ、ここに泊まる予定でした。




その後もずーーっと雪の道。



17時になっても・・ 日が暮れそうになっても・・ Lohに辿りつかず。。


ついにヘッドライトを点けて、暗いよ〜寒いよ〜怖いよ〜、、まだ〜、、?と思いながら、


登っては下り、登っては下り、をしばらく繰り返し。。

疲れたし、寒いし、暗いし、怖いし(2回目)、ガイドの人ずっと先に行ってしまうし、

荷物持ってもらってるのに全然力が出なくて、超絶遅いペースで泣きそうになりながらトコ、、トコ、、進みました。

たぶん全工程の中でいちばん辛かったです。

18:30 頃にようやくLohに到着した模様・・? 暗くてよくわからない。。

しかし、村人と会話したガイドの方から信じられない言葉が。。

ロッジぜんぶ閉まってるから、戻らなきゃならないかも😶 」


む、むりです・・・限界です・・・勘弁してくれ。ロッジ確保がガイドの仕事ではないのですか。

登っては下り、を繰り返してきたのです・・ 戻るということは、また登っては下り、を繰り返さなければならないのですよ・・。


しかしすぐに村人がやってきて、ロッジが1軒だけ開いているとの情報!
ありがとう村人😇😇



最後の力を振り絞って、トコ、、トコ、、少し奥に進むと、立派なロッジがありました😇

すぐに暖炉で、凍った身体を溶かす😬


今日もみんな靴などを乾かすのに必死。

ばんごはんに、たまごがゆを・・!と思って、
「Rice pudding に、raw eggを入れて軽くかき混ぜたものを・・」と注文したら、


ちょっと違うものが。

しかも昨日のおかゆと違って、甘い。。
この日はあのコックはおかゆ担当しなかったみたいです。

本来のRice puddingというメニューは甘いのかも。
メニュー表のデザートのコーナーに書いてあったし。


ここLhoの奥はSamagaon という、マナスルベースキャンプの手前の、少し大きな村。


しかし、私の残り日数では・・・・なんとここまでで同じ道を引き返さなければならない、という、なんとも中途半端なことに😂

まだマナスル見てないのに。すぐそこなのに😂

それを聞いたスペイン人もびっくり!

彼女たちは、ベースキャンプに行ったら、Samagaonからヘリコプターでカトマンズに帰るらしい!

「あの道を引き返すなんて、ありえない、凍ってるし危ない、あなたもヘリで帰ったほうがいいわよ!」と強く勧められ、

ヘリか。。良いなあ。ここまでの道、たいして眺めもよくなかったし、ただでさえ危険を感じた崖などに残雪や氷があると思うと。。

しかも、ヘリで戻れるなら、Samagaonやベースキャンプに行けるなあ。。

と、一瞬考えてガイドの人に相談したけど、

「スカイフォンで手配も可能だけど、一人だと相当高くつくよ・・・」

と言われ、うん、たぶん何十万かかるんだろうなあ・・と思って、それはすぐにやめました。

いずれにせよマナスルサーキット一周は今回できなかったのだし、またいつか来るときの楽しみを残して、帰ることにしよう、と決断。

雪が降らなければ、荷物がもっと軽ければ、もっと体力があれば、Samagaonまで行けたかもしれない。。

ちなみにスぺイングループがLhoに着いた時も(私の20分くらい前?)、真っ暗で、

ガイドの人が「誰かいませんかー!?」と叫んでいて、おいおい勘弁してくれよ!という感じだったらしい 笑

ゆるネパール。



湯たんぽがわりのお湯をもらいにキッチンに行くと、謎の液体が目についたので、一体何なのか聞くと、

「 Local Wine. 」

・・・ !! 

そういえば、地酒、今回1度も飲んでいない!

ポップコーンのお酒??と言っていました。
酸っぱくて、アルコール度数高めな感じ。
一口目は強烈だったけど、ちびちび飲んで温まる!😊

最後に地酒に出会えて良かった〜!

ここは−10℃くらいありました。 暖炉の近くに座っていても背中が寒い。
当然シャワーはおあずけです。

携帯の電波、Wi-Fi 繋がりませんでした。

電気はありました。各部屋にコンセントも。




6日目:LhoからGhapへ マナスル見えた

Lho (3,180m) → Namrung → Ghap (2,100m)  (-1,080m↓)
距離 17km
歩行 6.5時間



朝起きて部屋の外に出ると、、、



すぐそこに、マナスルが!

小さな丘が邪魔で、上の方しか見えないですが・・!

前日は暗くなって、頼りないヘッドランプをつけながらここまで向かって、全く見えなかったので、
思ったより近くて、大きくて、びっくりしました!


残念ながらここから引き返すことになってしまいましたが、マナスルを見ることができて本当に良かったです!




朝ごはんはヌードルスープに茹で卵を入れてもらいました。


ずっと一緒だったスペイン人グループやポーターたちとお別れして、7:30頃に出発。




少し歩いたところからは、邪魔な丘が少しずれて、もっとよく見えた



マナスルかわいい😊




マナスルかわいい😊



↑が見えた場所は、前日、真っ暗闇の中、ロッジが全て閉まっていると言われて絶望した場所あたり。
まさかあそこからこんなに近くにあったなんて、想像がつきませんでした。


雪が全然溶けていなくて、歩きづらいです。

前日と同じ、Namrungでお昼ご飯。

暖炉で麺を茹でる



ロッジのキッチンは、どこもよく整理されていて綺麗です。

その後、また崖のようなところに雪が積もって怖い道などを進み・・
氷になっているところもあり、急な下りの部分など時間がかかるし疲れました😵



15時頃に、前日泊まったGhapに到着。
ガイドの方の判断で、この日は先に進まず、ここに泊まることに。

早めに着いたので、久々にシャワーしました。
このロッジには、ガス給湯器があったので、バケツではなくお湯のシャワーを浴びれる!
(なぜかぬるま湯で、途中から冷たくなってきたけど)

ついでに、5日間くらいずっと着て臭くなったTシャツを洗濯。
暖炉があるので乾くかなと思って・・


晩ご飯、パンケーキとじゃがいも
ガイドの方がキッチンに立って作ってくれました


ローカルワインのRaksi!
昨日とは違うやつ。飲めて良かった😊


この日からは、スペイン人グループも、他の観光客もいないので、静かでちょっとたいくつでした。


携帯の電波、Wi-Fi 繋がりませんでした。
この日は電気がついていたので、携帯の充電などできました。
(一昨日は停電していて、部屋の明かりも無かった)




7日目:GhapからPhilimへ 寒い

Ghap (2,100m) → Deng → Philim (1,570m)  (-530m↓)
距離 16km
歩行 9時間



7:15頃に出発。

少し疲れが回復して、お昼休みのDengまでは順調に行けた気がするけど、
やはりそのあとは疲れてトコトコ・・


お昼はダルバートを食べました。

下山するにつれて野菜の種類などが増えて、嬉しい。



ひだまりにウトウトするいぬ😍



Dengより先は雪がほとんど溶けて、歩きやすくなりました。

Dengの先は、来るときにとても大変だった長いごろごろ岩の崖があるから、その道が凍ってなくて本当に良かった。。

とはいえやはり緊張感を持ちながら、ひいひいゆっくり進んでいると、地元の人たちが・・

建材などを運んでいました。すごい。。




途中で上空をヘリコプターが1機通って行きました。

あのスペイン人が乗っているんだろうな〜、カトマンズまでひとっ飛び、いいな〜。。




この日に宿泊予定のPhilimが見えてきた。

小さな村ばかり経由してきたので、↑の景色が見えた時、素で
わあ〜、おっきな村ですね!」と言ってしまいました笑

このあたりでは比較的大きく、お店なども充実している村なので、山の人たちが泊まりがけで買い出しに来たりするそう。

Philimに近づくにつれて、人も多いし、捨てられたゴミなどが増えていき、
なんだか小汚い感じ・・


ロッジのメニューも・・・

(最近観光客が来ないからメンテできてなくて、と言っていたけど、そういうんじゃないレベルで小汚い)

メニューに載っているものがほとんど無いそうなので、近くのレストランにチキンモモを食べに行きました。

他の宿泊客はみんなダルバートを食べていたけど、私はダルバート飽きたので他のものが食べたかったです。


ロッジには、下山途中などのネパール人が沢山泊まっていました。

若者のグループが部屋で大音量で音楽を流して騒いでいたり、野良犬が吠える音や、どこかの子供が騒ぐ声がうるさくて、

インドかな? と思いました。笑

ネパールの村はどこも静かで、清潔感があると思っていたけど、人口が増えるとこうなってしまうのかな・・・?と感じました。

あと、気温がそこまで冷え込まない場所だからか、キッチンや食堂に暖炉が無くて、かえってとても寒かったです。


部屋にはコンセントがありました。


この日は小さなボウルにお湯をもらって、足だけ軽く洗いました。

Wi-Fi 繋がりました!

数日ぶりの電波。





8日目:PhilimからDobhanへ お腹壊した

Philim (1,570m) → Jagat → Dobhan (1,070m)  (-460m↓)
距離 16km
歩行 9時間


朝起きたら、気持ち悪い・・

少し吐いたので、もう大丈夫かなと思って、胃薬飲んで、朝ごはんにミルク粥を頼んだけど、
3口くらいしか食べれずまた全部吐いた。

それでも出発・・

これまでの疲労で足全体がとても痛いし、「吐きそ・・」と呟きながら、超超スローペースで・・😨

お腹壊したのは、チキンモモか、寒かったのが原因と思われます。

橋を渡ったら橋の揺れでまた気持ち悪くなり、座り込んでしまう始末・・

ごはんも食べてないし。

2時間くらい進んだところで、アーミーキャンプがあったので、ガイドの方が吐き気止めの薬を貰ってきてくれました。

ガイドの方は、軍隊の経験があるし、医療系の資格も持っていて、薬などに詳しいそうで、とても頼りになりました。

少し進んで、Jagatに到着。(2日目に宿泊した村。)

ロッジの部屋を借りて1時間ほど寝させてもらいました。

びっくりするほど熟睡したら、薬も効いたのか、だいぶ体調が良くなったので、お昼ご飯にガーリックスープを食べました。

オイリーなスープだったので、あまり食べられませんでしたが・・


ひだまり犬😊



吐き気はだいぶ収まったものの、足の痛みは増す一方で、とても辛い。
ほぼ泣きそうになりながらトコトコ歩きました。
疲労が限界(何回目!)で、時々視界がぼやけてフラッとしてしまうほどでした。

全行程の中で、一番辛い日でした・・

辛すぎて、
もう一生山登りしないし、二度とネパールには来ないぞと思いました。




17時頃に、やっと宿泊予定のDobhanに到着。

お腹が復活して空腹を感じてきたので、シンプルなおかゆを注文しました。
砂糖も何も入れずに、ただお湯で茹でた米をください、と。

ネパールではそれはJauroと呼ぶそうです。少しだけ、何かのスパイスが入っていました。
やはり療養の時に食べる料理だそう。

最初からJauroと注文していれば、甘かったり、ミルクがゆが出てきてしまうことがなかったんですね。

これからネパールに行く予定の方はぜひメモしてください!ジャウロ!


足が痛いので、ロッジの部屋に行くちょっとした段差や、トイレに行くのも一苦労。

お腹が満たされたところで、20時頃に布団に入り、早めに就寝。やっと寝れる。疲れた。。




9日目:DobhanからAarughatへ 復活した

Dobhan (1,070m) → Machha Khola → Aarughat (608m)  (-462m↓)
距離 10km + 26km
歩行 4時間 + ジープ、バス 3時間くらい


10時間ほど一度も目覚めずに爆睡しました。

毎日の目覚ましアラームで起きてしまったけど、何もなければもっともっと寝れたかも。

お腹もほぼ復活したし、足の痛みも軽減している!
ただたくさん寝ただけで、こんなにも?とびっくりするくらい回復しました。


朝ごはんのアップルパンケーキ

山の村の中では、ここのロッジのごはんが一番美味しかったです。



7:30頃に出発。

ここから下り方面は、(チャーターの)ジープも通れる道なので、比較的広くて歩きやすいです。

今、道を作っていて、いずれPhilimまでジープで行けるように、そしていつか、バスで行けるようになるそう。

何年後になるかわかりませんが、そうなったらトレッキングの日程もだいぶ短縮できるようになりますね!

Lhoの隣のShyoから、子犬を連れて下山中のおばさんと、しばし一緒に歩きました。

シャンプーしたらしく、寒くて震えているいぬ🥺


ヒマラヤにはかわいい犬がたくさん。
みんな単純に犬が好きだし、番犬としても使えるので、飼っている人が多いそうです。

LOCAL COFFEEの看板を掲げたところで一緒に休憩。


砂糖を入れたらなぜか土みたいな味になったコーヒー




毛が乾いてもふもふになったいぬ🥰


山の中の村ではよく鶏が放し飼いされていて、のびのび歩き回っています。

毎日フレッシュな卵で朝ごはん、良いな。。

犬と猫と鶏などを庭で飼い、木陰の下にテーブルと椅子があり、そこでコーヒーやワインを飲んでいたら、
猫ちゃんが私の膝の上でウトウトしているような生活をしたい・・・



道が歩きやすいし、疲労が驚くほど回復したからか、

山登り楽しい!もっと鍛えて、またネパールに来てマナスルベースキャンプまで行きたい!

と思いました。



前日に、一生山登りなんかしないと本気で思っていたのに、人間の心は不思議ですね。

いつも、なんでまた登ってしまったんだ・・・と後悔しながら登って、
下ったらその気持ちを忘れ、
を繰り返しています。



11:30にMachha Kholaに到着。歩くのはここまで。



ジープを待ちつつお昼ご飯

Apple Museli


13:00頃〜1時間ほどガッタガタの道をジープで進み、Soti Khola に到着。

Maps.meによると、13kmほどの距離。

1時間で移動できちゃうなんて、ジープは偉大だなあ

バスに乗り換えて、Soti KholaからArughatまで移動。

VISIT MANASLU 2020
コロナのせいで、残念なことになってしまったキャンペーン。。



翌朝のカトマンズ行きのバスのチケットを買って、17:00頃にロッジに到着。

あまり観光客が泊まるような街ではないそうですが、ガイドの方が、部屋にバスルームのあるロッジを探してくれました。

しかもちゃんとお湯が出るシャワー。

Arughat Bazarの様子

ずいぶん街に降りてきたと感じる部屋!



コロナ前は賑わっていたであろう、広々とした中庭


とても美味しいパンと卵!


カリフラワーがでかい!

ここはさすがに、Wi-Fi サクサク繋がりました。

Lhoより先のSamagaonや、マナスルベースキャンプに行っていたら、もっとマナスルよく見えたかな?と思って画像検索しました。

アレ?思ったほどでもない・・・?

よくわからないので、いつか行ってからのお楽しみにしよう・・・




10日目:AarughatからKathmanduへ バスで移動

Aarughat (608m) → Kathmandu(1,400m) (+792m ↑)
距離 130km
バス 6時間くらい?

朝ごはんを食べて、8:20頃にバスに乗って、カトマンズへ出発しました。


バスの車窓から、立派な山や雲海が見れてすごい〜


途中で携帯の電波が入ってきて、
何故か、今までWi-Fi繋いでいた時に届かなかったLINEのメッセージが。

しばらく連絡がつかなかったため、友人に安否を心配されていました。😓

お昼ご飯、最後のダルバート

ガイドの方は本当にずっと、昼、夜、毎日ダルバート食べていました。
家でもいつもダルバートだそうです。
飽きないのかな〜

カトマンズに着いたら、すぐに病院に行ってPCR検査。(飛行機に乗るために、陰性証明書が必要)


その後、旅行会社のオフィスに行き、コーディネーターの方と感想などを話す会があったのですが・・

とても良かったけど、最初に貰ったマナスルサーキット一周の行程表がめちゃくちゃで、それだけは許せないと伝えながら泣いてしまった😂

行けないとわかった時は、それくらい悲しかったです。


一応書いておくと、
以前その行程で実際に完了した日本人がいた、
そして私がガイド無しでエベレストベースキャンプなど行っていたので体力ある方だと勘違いしていた、ということでした。

パーミット取得などは本当にお世話になったし、行く前にLINEで色々相談させてもらったし、ガイドの方は本当にいい人でした。

先に日程が足りないと言われていたら、優柔不断な私は結局どこにも行けなかったかもしれないので、、まあ行って良かったです。


そして、
あらかじめお願いしていた「バスタブ付きのホテル」にチェックインし、お買い物・・・

あまり時間がなかったので、ばたばたと登山用品展と、石屋さんと、本屋さんなどしか行けませんでした。

↑カトマンズの繁華街タメルにある、大人気の登山用品店 Kalapatthar

卸売の店?なので、安いのですが、店内はかなり混雑しています。商品もぐちゃぐちゃ。

トレッキングポール(NPR 850)と、フリース(NPR 1,200)、ゲイター(NPR 900?)を買いました。

他の登山用品店も見ましたが、安いけど縫製が雑だったりと、パチモン感が・・

やはり、高品質で、軽くて、畳むと小さくなる物などは、日本で買うのが一番いいかなと感じました。(カトマンズにもNorth Faceなどの公式のお店もある)



↑買った本たち

一番右の本の表紙の写真、Samagaonから撮ったと思われます。

やはりそこからが一番よくマナスル見えるのかなあ
それとも、やっぱりLhoから?



新年だというのに、タメルは静かでした。
お買い物もちょっと楽しみにしていたのに、お土産屋さんの品揃えが悪いように感じました。

年末にネパールに行くたびに、ヒマラヤの写真のカレンダーを買うのですが・・
今年は売っていませんでした。

1軒だけ、1種類だけ、売ってました。
コロナで観光客もいないし、作ってないそう。悲しい・・・😭

ホテルでゆっくりバスタブを満喫して、翌日デリーに帰りました。


大変だったけどやっぱりネパールは楽しかったです、
タメルでのんびりお買い物やカフェなど行けなかったので、また行きたい。。
(ワイルドハニー買いたかった)



マナスルへの道は、ずーーっとブリガンダキ(川)沿いの崖の道で、眺めがあまり楽しめない&一歩間違えたら死んでしまいそうな緊張感が嫌でした。

でも生マナスルはやっぱり良かった😇

いつかまたサーキット1周に再挑戦したいです。
ベースキャンプに行きたいし、5,000m 超えのLarke Passというところからはマナスルがよく見えそう。







おわり💫

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