久しぶりのインドのヒマラヤ・Kedarnathトレッキング

インド旅行

Kedarnath(ケダルナート)という、インドのウッタラカンド州にあるシヴァ寺院(標高3,500m)を参拝するトレッキングコースに行きました。



Kedarnathとは

標高3,500mで、最も天に近いシヴァ寺院のひとつ。

(ちなみに世界一はTungnathらしいです。)

麓の2,000m付近から徒歩で10時間ほど登る道が整備されているので、インド人トレッカーの中でも有名な場所です。

ウッタラカンド州は、ほぼ山に囲まれていて、特に雨季には洪水や土砂崩れなどの自然災害がとても多いです。

2013年に大雨で大洪水が発生し、死者行方不明者6,000人近くと言われる大災害が発生しました。

その災害を基にした映画Kedarnathのミュージックビデオでは、登山道の様子が見れます。


イケメン俳優と山の景色によく合う素敵な音楽で、何度でも見れる😌 

(現地で撮影してると思いますが、もちろん映画なので、とっても清潔・キレイで登るの楽ちん!な感じに撮られています 笑)

入場料や入山登録は必要ありません。
(コロナに関する規制を除く。2023年はもうコロナの制限は全て撤廃されていると思います。)

Kedarnathを含む4箇所の聖地は「ヒマラヤのChar Dham」と呼ばれていて、他にBadrinath(花の谷の近く)、Yamunotri(ヤムナー川の源流)、Gangotri(ガンジス川の源流)、すべてウッタラカンドにあります。

いくつかの旅行会社では、それら全てをまとめてヘリコプターなどで巡るChar Dham Yatraツアーもあるようです。

画像はWikipediaより。

このようにリストアップされていると、いつかコンプリートしてみたくなります…!





いつ行ける?

冬は雪が深く積もるので、毎年4月頃オープン〜10月下旬頃クローズするそうです。
(寺が閉鎖されるだけで、登山道を勝手に歩いて良いかどうかは不明)

6月〜8月の雨季は大雨・洪水・登山口までの道中の土砂崩れリスクが高いので、避けた方が良さそうです。

9月、10月がベストシーズンと言われています。

↑8月にウッタラカンドに行った時に土砂崩れで一本道が完全封鎖されて4時間くらい足止めをくらった時の写真



登山難易度

標高3,500m、高低差1,500m、一般的には登り10時間、です。

道はずっと舗装されたコンクリートなので、迷うことはありません。
ちょっと急なところもありますが、岩をのぼる感じではないので、筋肉痛にもなりませんでした。
高山病だけ気をつけて、ゆっくり登ればだれでも行けそうな感じでした。

一緒に行ったメンバーの一人(登山未経験)は、ガチめの高山病になってしまい、Kedarnathの病院(あって良かった!)で酸素ボンベなどの処置を受けました・・(詳細は後述しますが、無事に生き返り、なんとか下山しました!)

思えば麓の2,000m付近から、一人だけ極端に寒がっていたので、その時点で兆候が出ていたのかもしれません。

道は難しくないのですが、、標高だけは高いのでそこは気をつけなければなりません。
あと、道中のお店やトイレはとても清潔なものではありません。
そんな汚いトイレになるべく行かないようにと、水分補給を控えめにしたりすると、危険です。😨



トイレ



歩かない人が乗馬したり、荷物運び用の馬が沢山いるので、舗装された道は終始馬のフンに覆われています。

山の清々しい空気とはかけ離れた・・乾燥して埃っぽく、その粉塵の中にこの馬のアレも混ざっているのではという感じがして、うまく息できない感じ。

馬に乗って4時間で行くパターンと、ヘリコプターで数分で行けるプランもあります。
登山目的じゃなくてお寺観光目的ならそちらもありです!
(馬とヘリコプターについては後述)



服装・持ち物は?

普段登山する人はいつもの格好、そうでない人はスポーツウェアがいいと思います。

登っている時は暖かいので、薄手の長袖くらいで大丈夫。

上の方は氷点下になるほど寒いので、そして暖房やお湯の設備がない宿が多そうなので、防寒着が必要です。

靴はスニーカーでも大丈夫ですが、小さい滝や水溜りなどあるのでできれば防水のトレッキングシューズが良さそうです。(馬のフンも付いちゃうし)

インド人はジーパンとニットで登っていたりしますが・・



裸足で登っている方もいましたが・・



GoogleでKedarnath weather で調べれば天気予報と気温が出てくるので、それを参考に。

私が行った時は、前週に雪が降ったり、最低気温−3℃くらいだったので、ダウンや防寒スパッツ、厚手の靴下など沢山持っていきました。

そして、いろいろ詰め込んだ結果、50Lのバックパックがパンパン。。 重さも10kg以上はあったと思います。

荷物が重くて、疲れるのも早かったです。

荷物が大きくなっちゃった場合は、早々に馬やポーターに預けたほうが良さそうです。

持ち物については、Kedarnathの宿の外は夜暗かったので、ヘッドライトは必須でした。停電もしていたし。

あとは、寒いので、保温性のある水筒があると、白湯を飲んで暖まれるなあと思いました。

前泊する登山口、というか、デリーからの道中、インド料理しかなく、
登山ルート中のお店はパラタ(インドのパン)か、マギー(インスタントカレー麺)しか無かったので、
それはきつい・・という方は、好きなパンやお菓子等々持ってくといいと思います!

道中に沢山あるお店でペットボトルの飲み水を買えるので、水に関しては麓から沢山用意していく必要はありません。




必要日数・参考プラン

まず、登りだけで普通10時間かかる(=日帰りは難しい)ことと、
ウッタラカンド州の山道(ほとんどの場所)は夜間(19:30~4:30)走行禁止ということと、
デリーから登山口近く(Sonprayag)まで陸路で450km、12時間かかるということに注意しなければなりません。


トレッキングの開始ポイントはGaurikund ですが、車やバスでそこまで行くことはできません。

車やバスはGaurikund の手前のSonprayagまでしか行けず、そこからGaurikundまでは、乗合のジープ(ギュウギュウ、一人30ルピー)に乗って 5km、15分ほど?移動する必要があります。

乗合のジープは朝6時ごろから運行しています。


デリーからチャーター車で行く場合の最短プラン

1日目 早朝デリー発〜Rishkesh経由〜夕方Sonprayag着、泊
2日目 早朝Sonprayag発、Gaurikunnd〜登山、夕方Kedarnath着、泊
3日目 早朝Kedarnath発、下山〜Gaurikund〜そのままSonprayag〜Rishkesh経由〜深夜デリー着

※日数に余裕があるなら、前後1日ずつプラスしてリシケシュに泊まったほうがよい。

デリーから公共の交通機関(バス)で行く場合

0日目 スリーパーバスでRishkeshへ。早朝着
1日目 RishkeshからRudraprayag→(乗り換え?)Sonprayagへ、泊。
2日目 早朝Sonprayag発、Gaurikunnd〜登山、夕方Kedarnath着、泊
3日目 早朝Kedarnath発、下山〜Gaurikund〜そのままSonprayag〜Rishkesh経由〜深夜デリー着


それか、Dehradunからヘリコプターも飛んでいるようです。

登山道は4:30頃〜13:30までしか開いていない、という事前情報があったのですが、降りる時に16時頃でも登っている人が沢山いたので、

登山道の時間制限についてはよくわかりません。

とても体力のある人は登山自体は日帰りで行けます。が、標高が高いので、あまり速く登っても高山病が心配です。

(実際に、朝7時登山開始〜その日の17時頃下ってきた人もいるという話を聞きました。体力オバケかな?)




車・馬・ヘリなどの手段

★2021年10月時点の料金なので、その後値上がりしている可能性は大いにあります。

Sonprayagまでの車往復

私が車をチャーターしたところはeuttaranchalという旅行会社で、3日間Innova 1台+ドライバーで25,500ルピー(38,000円くらい)、(高速料金や駐車場代、税込)でした。



最低利用日数が4日間なので、3日間でも4日間でも同じ料金になってしまうそうです。

オンラインで料金の20%を先払い、またドライバーがガソリンスタンドに寄ったタイミングでガソリン代(合計1万ルピー)を現金で先払い、
残りは旅行がすべて完了した時点で現金で支払い、でした。

チップで+600ルピー 渡しました。

チップは気持ちなので渡さなくても問題ないそうですが、夜中走ってくれたので・・

インド人同僚も別で同じようなタイムスケジュールで行き、500ルピー上乗せしたと聞いたので、チップ料金のご参考にどうぞ。



Sonprayag → Gaurikund は、前述したとおり、乗合ジープで向かいます。
ガタガタの狭い山道で、ここは歩ける感じではなかったと記憶しています。

Gaurikund→Kedarnathの移動手段

徒歩、馬、籠、ヘリコプターの手段があります。

馬1頭・・・登りは2,500ルピー(3,750円)、下りは1,500ルピー(2,250円)。時間はどちらも4時間くらい。

horse, pony, ヒンディー語ではGhoda (ゴーラー)や Khacchar。

馬は馬屋さんが常にロープを引っ張ってくれるので安心。誰でも乗れます。


1人で担がれる籠・・・1,000ルピー(1,500円)くらい? (ネット調べ)

映画Kedarnathのミュージックビデオでも出てきた。 Kandiと言うそうです。

画像はネットで拾いました



4人で担がれる籠・・・4,000ルピー(6,000円)くらい? (ネット調べ)

Palki, Dandi, なとど言うようです。特にお年寄りの方が利用していました。

画像はネットで拾いました


ヘリコプター・・・1人片道2,400ルピー(3,600円)くらい〜!? (ネット調べ)
ヘリポートは3つくらいあります。

Gaurikundに近い順から Sirsi, Phata, Guptkashi

どうせヘリコプターで移動するなら、なるべく距離の遠いPhataかGuptkashiが良さそうだと思います。(わざわざGaurikundまで山道を車で行く必要はないので)

Rishkesh近くのDehradunからも数万ルピーでヘリコプター半日往復ツアーがあるようです。



馬や籠などは現地で営業をかけている人が沢山いるので事前予約不要です。
道中、終始声をかけられたので、途中で疲れたらそこから馬に乗ることもできそうです。

ヘリコプターは、現地で長い行列に並んだにも関わらずチケット買えないという人が多かったので、旅行会社などを通じて事前予約した方が良いと思われます!



コロナに関する州規制など

2021年10月現在、インドは普通にどこへでも移動できるのですが、州によってコロナに関するルールが様々で、ほとんどの州ではワクチン証明の提示や、72時間以内の陰性証明書の提示、さらにはそれらをオンラインでアップロードし、これでもかと個人情報を登録させられる州もありました。

それも一応政府の公式文章で発表されるのですが、実際は現地でチェックされなかったり、確認が中途半端だったり、様々。。

インド人に聞いても、「全部確実にやらなければならない」と言う人、「こないだ友達が行ったけどな〜んも必要なかったよ」と言う人、様々。

日本のワクチン証明書はインドでは認められないだとかいう噂も聞いたので、念のためPCR検査をして陰性証明書を取得してオンライン登録したのでした。

(インドのPCR検査は、結果翌日発行で1,000円くらいと、日本に比べて安いです)

念のため、登録したサイトをここに載せておきます。(たぶんほぼ必要ないんだけど。。)

Dehradun Smartcity:https://dsclservices.org.in/apply.php

あと、車チャーターなどで行く場合はGreen Card というものの登録が必要らしいですが、私は依頼したところの会社側で済ませていたので不要でした。

別で行ったインド人の同僚は、自分でやる必要があったそうです。
車チャーターの場合は、念のため確認したほうが良いかもです。

一応、各州のコロナに関するルールは各航空会社のサイトにまとめられています。
(この航空会社のフライトが飛んでいる州のみ記載されています)



日記

1日目

朝5:00過ぎに、予約していた車にてデリー発。(ドライバーが20分くらい遅刻:想定の範囲内。)

8:30頃? デリーとリシケシュの間の綺麗なレストランで朝食休憩。
12:00 頃?どこかのガソリンスタンドでトイレ。
14:30 頃?ランチ休憩。
17:00 頃 Sonprayag着。

ドライバーイチオシのレストランで朝食。
ごはん美味しく、トイレもそこそこきれいで良かったです。

Cheetal Grand
Khatauli Bypass, NH334, Khatauli, Uttar Pradesh 251201
https://maps.app.goo.gl/gwYxMSDjNzAwbfXm6


ウッタラカンドに入って少ししたところで?Covidに関するチェックポストがあり、車を止められました。

日本政府発行のワクチン証明書を私だけ見せて、通行許可されました。

他のメンバーはドライバーも含め、一切確認なし。
後にも先にも、チェックされたのはここだけ!

頑張って準備した、陰性証明書や、オンライン登録したものは、一切確認がありませんでした😇(想定の範囲内・・!)

ドライバーが、ここ以外おすすめできるレストランは無いとイチオシのレストランでランチ。
確かに、前後数10kmの路上には良さげなレストランは見当たりませんでした。

Samrat Resort
Badrinath Highway Naugaon, Rudraprayag, Uttarakhand 246171
https://maps.app.goo.gl/REPPwXidZrCYYQHX8




土砂崩れの名残で道が半分になってしまっているところや、後始末をしている箇所がたくさんありました。

ウッタラカンドの山のエリア(ほとんど)はエアコン禁止なので、昼間ちょっと暑いです。

日が落ちてからはちょっと涼しく、パーカーを羽織ってもいいくらいでした。

17:00頃、Sonprayag着。



泊まったホテル: Shivalik Valley Resort

公式サイト:https://shivalikvalleyresorts.com/

3人部屋で5,000ルピー(7,500円くらい)。

料金がまあまあ高めなので期待していたのですが、期待ほど良い感じではありませんでした・・

が、周りの他のホテルの外観を見る限り・・このエリアではだいぶ良い方なのかなと感じました。

ルームサービスが無く、食事が追加650ルピー/人 のビュッフェのみだったので、近くのローカル食堂にカレーを食べに行きました。

アメニティもほとんど何も無かったです。あったのはタオルと毛布、電気ケトルくらい?

デリーから持ってきた、インドの国民的ラムOld monkのお湯割を飲んで温まって就寝。

(ヒンドゥーの聖地なので、お酒は部屋でひっそり楽しみましょう)



2日目① 道のり

朝6時頃に、ホテルを出て、待機してもらっていたチャーター車で、ジープ乗り場近くまで向かいます。

車はジープ乗り場の少し手前までしか行けないので、10分ほど?徒歩で行く必要あり。

Sonprayagの朝晩はダウン着ていいくらい寒かったです。😬


朝6時頃、まだ暗い


ジープ乗り場ではGaurikund行きのジープが沢山待機していたので分かり易かったです。
天井に大きな荷物を載せて、10人以上の人たちがギュウギュウ詰めになって行きます。

山道のドライバーは、山道とは思えないスピードでぐいぐい進んでいく運転スキルがすごい。



Gaurikundに着いたら、持ってきたパンやマギー(インドのカレー麺)やチャイで、簡単に朝ごはんを食べて、
朝7時頃にいよいよ登山出発です。



16kmの長旅


とにかく馬が多く、フンを避けながら、踏みながら、進んで行く感じ。

感覚としては、半分くらいの人が登山、半分くらいの人が馬、そして少しの人が籠で運ばれていました。
つまり終始馬が近くを歩いていて、落ち着かない感じです。








4km過ぎた頃から、早くも疲れてきました。

防寒具など色々詰めて、荷物が大きすぎた・・
荷物はなるべく少なくするか、早々にポーターに預けることをおすすめします。

なので、貴重品を入れて持ち運べる、小さいリュックを持っていくと便利です。

10:30頃、6km過ぎた頃から、あれ、これ全部で6時間のトレッキングだと聞いていたけど、まだまだ着かないな。。と不安になってきました。

だってこれからもっと標高が上がるし、急勾配になりそうだったので。。

13時頃にはKedarnathに着いているだろうと思っていたので。。

(事前にネットで調べたり、既に行った人に聞いたりしたら、みんな『6時間のトレック』と言っていたのです)

途中でお腹がすいたら行動食を食べていましたが、
「6時間でKedarnathに着く」という意識があったためか?
誰も「ちゃんとしたランチを食べよう」という考えにならず、ちょこちょこ軽食を食べながら頑張って向かいました。

軽食を出すような小さな小屋は道中に沢山あるのですが、

どこもマギーとパラタ(インドのパン)しか出していませんでした。

お水やジュースのペットボトルと軽食は、どこでも買えます





びちゃびちゃのマギー



もちもちのパラタの生地







最後の1、2kmくらいは比較的緩やかで歩きやすい。




仮設トイレ。

内側からチャックを閉めることができる。
近くにあるバケツで水を汲んで行って、手動でバシャーと流すシステム。




ヘリポートにひっきりなしに到着してはすぐに飛び立っていくヘリコプターたち、
それに乗って、ものの5分ほどでここに到着した、小金持ちたちを横目に見ながら進むとすぐに、
やっと、ずっと行きたかったあのお寺が見えてきました。



雲がかかってしまい、壮大な雪山が見えませんが・・!

何年も行きたいと思っていたので、実物を見れて嬉しかったです。





2日目② Kedarnathに到着! 宿探し&高山病で病院にお世話になる


到着して記念写真を撮ったら、早速宿探し。


Sonprayaのホテルは予約できたのですが、Kedarnathのホテルは事前にオンライン予約できず・・

Booking.comなどホテル予約サイトでひとつも出てこないのです。

Googlemapでいくつかホテル載ってるけど、電話番号が載っていない。

どうにも予約が取れないので、ここは諦めて現地に着いてから探すことにしていました。

宿は沢山あることがわかったのと、料金がかなり高騰しているから、金で解決することができそうだと思ったからです。

一度連絡が取れたけど、ほんとにホテルと繋がってるのかな?と不安になったサイトですが、一応載せておきます。

ここに載っているのはドミトリー料金で、個室だと4,000ルピー(6,000円)くらい〜と考えておいた方が良さそうです。(高い!)

https://www.kedarnathhotels.com/

(シーズン中の個室は、インド人でも1万ルピー(15,000円!)くらいとられるとも聞きました😥

(前に、ウッタラカンドの別の聖地 花の谷 に行ったときも、宿が高すぎて泣いたので、人気の聖地はそんなもんなのかも・・・😭

(登山中に会った人は、ドミトリー1ベッド500ルピー(750円)で事前予約できたと言ってました)



現地に着いてから宿探しして、
1軒目から空きの部屋は見つかりましたが、トイレ共同で、寂れたベッドだけ並んでいる部屋で3,000ルピーと言われ・・

空きがあるだけありがたいけど、さすがにこれは・・という感じだったので、

一旦保留して他のところを探していると一人のおじさんに声をかけられ、別のホテルを紹介してもらいました。

そこも、綺麗な感じではありませんでしたが、今回は3人で割り勘できるし、早く休みたかったのでそこにしました。

(ホテルの名前、最後まで聞くの忘れて、分からず。笑)

5,000ルピーと言われましたが少し交渉したらすぐに4,000ルピー(6,000円)になりました。

お湯はバケツで100ルピーで配給されるシステムでした。

(氷点下でとても寒かったのと、トイレの窓にカーテンが付いておらず外から丸見え?だったので、シャワー浴びませんでした。)


(拾い画像、こんな感じの部屋でした)

一緒に来ていた友人(登山未経験)がかなり息が上がっていて、そしてとても寒いと言って、震えながら疲れていたので、
ふとんを沢山かけて横になって一旦寝始めました。

が、30分くらい経ったら、「吐きそう・・・」と言ってうずくまってしまいました。

アレ、これ本格的な高山病?と思いました。 😨

助けを求めようと部屋を開けたら、ちょうどホテルのスタッフらしきがいたので、

ドクターを呼ぶようにお願いすると、すぐにドクターがホテルの部屋に来てくれました。酸素スプレーと共に。


酸素スプレー これ頂きました


ドクターが友人を起き上がらせようとするも、自分の力で起き上がって座っていることができないくらい、ぐったりしています・・😨

無理やり酸素スプレーを10回くらい吸わせるも、とても顔色が悪く、全く改善しない模様・・

ドクターの判断で担架(というか籠)を手配してくれ、すぐに病院に行くことになりました。

既に日は落ちていて、また停電もしていたので、階段の道がとても暗いです😭


病院はKedarnath寺院から階段を下った、徒歩5分ほどのところにありました。

そこで酸素マスクを付けられ、点滴のようなものを刺され(息が楽になる薬らしい)、他のドクターや色々な人に足を擦られたりしながら、

20~30分ほど?酸素を吸っていたら、友人は生き返り、顔色も若干良くなりました😭😭 死ぬかと思った(大袈裟)

停電しても使える酸素供給器などが常備されていたので、本当に助かりました。





もし病院が無かったら、籠の人に運ばれながら真っ暗な夜道を下山することになっていたのかも。

高山病の対処は、標高を下げることと、酸素を吸うこと、の二つのみ。(らしい)
(ドクターヘリは夜間飛行できないと思われる。)

ドクターたちが「即座に下山」の判断をしなかったので、よくある症状だったのかもです。


ドクターたちは、なんと、ボランティアでKedarnathに滞在しているそう。
毎日のように高山病の患者が運ばれてくるから、慣れているそう。
最初「こんな辺鄙なところの小さな病院、大丈夫かなあ」と思ってしまって、すみません😵

そんな先生たちが、大丈夫だと言うから、少し安心しました。

友人は生き返ったものの、まだ息苦しくて不安があるから病院で寝たいとお願いするも、
他にも患者が来るかもしれないからそれは出来ないと。。

病院は24時間人が待機しているから、何かあったらまた来なさいとのことでした。
ドクターによると、ランチをちゃんと食べなかったのと、水分不足は良くなかったとのことです。

それらの知識はあったのに、何故だか全員、忘れていました。

水はそこそこ意識して飲んでいましたが・・ 友人は、汗だくだったにも関わらず、トイレが汚いのが嫌で、水分補給を控えていたのです。😥

そのことに気づかなかったです。。

あと、ダイアモックスなんか飲むよりも、とにかく Hot waterを飲みなさい、そこから酸素が取れる。と、ドクターたちは言っていました。

(ダイアモックス:高山病を予防・改善する飲み薬。)

白湯がすべての不調を治す、みたいな。

後から調べて知ったのですが、インド伝統医学アーユルヴェーダの教えだそうです。

酸素がとれるかは分かりませんが、寒いところで身体を冷やさないように白湯を飲むのは良いと思いました。

ダイアモックスは飲むな。頭が痛かったらダイアモックスではなくパラセタモール(頭痛薬)を飲みなさい。と言っていました。

これに関しては諸説あるので、何が正しいのか分かりませんが・・

(頭痛薬や酔い止めを飲んでしまうと、高山病の兆候を見逃してしまうので良くない、と聞いたこともある。)

とりあえず、ドクターたちはとても良い人で、我々はみんな白湯信者になりました。😌



ホテルに戻って、私も若干食欲が無かったですが、何か食べた方が良いと思い、ナッツとドライフルーツを若干無理して食べました。(白湯飲みながら)

友人はやっぱり息苦しいと言って、残っていた酸素スプレーを時々吸いながら就寝。 

高山病は夜間重症化するとか聞いたことあるから不安だ・・

翌日、朝イチでヘリコプターのチケットを手配してすぐ降りよう。と話して就寝。






3日目① ヘリコプター乗れず、馬で下山

ホテルの人や、病院に、ヘリコプターのチケット手配できないか相談するも、自分で朝カウンターに並んでね・・といった反応。

まあ本当にやばかったらドクターヘリ呼ぶだろうし、そうか。。

朝6時ごろに外に出ると、お寺への参拝客がずらり

お寺がライトアップされています😍


ヘリコプターのカウンターに行くと、既に30人くらい並んでる。

30分待っても、進まず。

待っている間に、前に並んでいた人から、ヘリコプターが到着するヘリポートの場所や、料金などのことを教えてもらう。

歩いて10時間かけて登ってきた道を、ヘリコプターだと数分、一人4,000ルピー(6,000円)!? 
思ったより安い。


そうこうしているうちに日が昇る

1時間待っても、あまり列が進まず。。

だんだんカオスになってきて、前方は列が乱れて、ごちゃごちゃになって、みんな手を上げて「2!2!!✌🏼」「3!3人!!🤚🏻」と叫んでいます。

まるで競りのように。どうしてこうなった・・笑


そんなインド人のごちゃごちゃの中に突っ込んでいって、勝てる自身が無い。。ので、

もう前方に行って「仲間が高山病でヤバいから優先してほしい!😢」と、お願いしに行こうかな?とも考えましたが、

「娘が体調が悪くて・・!」と言って前の方に進んでいった女性が「割り込みするな!!」と怒られていたので、無理だ・・と諦めました。

まあ本当にやばかったらドクターヘリ呼ぶだろうし、そうか。。(2回目)


そのうちカウンターはクローズしてしまいました(笑)が、まだ諦めずに待っている人も複数。

売り切れたのか?またカウンター開くのか?よくわからなかったけど、
いずれにせよ今から買えても夕方の便とかになっちゃうのかなあと思って、

結局2時間くらい無駄な待機をして、ヘリコプターは諦めたのでした。難しすぎた。。

Kedarnathの紙袋入りのお土産セット(お米のお菓子、こんぺいとうと、お香、コイン、葉っぱ?などヒンドゥーの神聖なものたち)と、
朝ごはん(ここでも、マギーとパラタしか選択肢がない)を買って、ホテルに戻りました。

(お寺で買ったり貰ったりできるお菓子はPrasadと言って、ヒンドゥー教徒の方々へのお土産にすると大変喜ばれます。)


Kedarnathオリジナルの紙袋👍🏻



朝は雲が晴れて綺麗な雪山をバックにKedarnath 寺院が見れて良かった😊







友人は少し体調が良くなったので、ゆっくり歩いて、馬乗り場まで向かいました。

そして朝11時頃に、馬に乗ってKedarnath を出発。(ずいぶん遅くなってしまった)

馬は1頭1,500ルピー(2,250円)でした。

急勾配を馬で下るのはちょっと怖かったし、お尻痛かったけど、
登りの時に曇り&余裕が無くてゆっくり見れなかった景色などを堪能できて良かったです😌


何より、足下の馬のフンや、狭い道に迫ってくる馬たちを気にしなくて良いのが快適だった😌


途中に一回軽食&チャイ休憩を挟んで、ちょうど4時間で麓のGaurikund に到着しました。
(歩きでも3時間ほどしかかからなかったと言う人もいました)


また乗合ジープに乗って、Sonprayagに戻り、駐車場で待機していたチャーター車のドライバーと合流。




3日目② そのままデリーへの超長旅


Sonprayag を出発したのは17時頃・・・ 
デリーまでは最短でも12時間かかるから・・既に朝までコースかあ。

まあ何かあって朝になってしまうのは想定の範囲内だったので、
さて頑張って帰りましょう、というところで、

ドライバーがなんだかデリーに戻るのを渋り始めました。

ドライバー:「ウッタラカンドは夜間通行禁止だから、途中でどこかで1泊して翌早朝また出発しよう・・」



そうだった、ウッタラカンド州の山道は、夜19:30以降は通行禁止だったのを忘れていました。

17:00にSonprayagを出発したら、19:30頃までにウッタラカンド州を脱出することは不可能。

でも、みんな明日朝から仕事があるので、なんとか戻りたい・・! 1泊したら間に合わない・・!

ので、

なんとか行ってくれないかとお願いするも、

「もしポリスに見つかったら、僕は上司に怒られる・・・😟」とか、「そろそろ次の街でのホテルを探した方が・・😐」とか、

本当にデリーまで直行したくない様子でした。(ルールを守っているだけで、彼は悪くないです)

でも・・・まあ少なくともトライしてよ・・チェックポストとか、もしかしたらスルーできるかもだし・・とお願いし続け、

そんな状況でもしっかり、例のおすすめレストランで晩ご飯休憩をし、





その後の道では、結局すべてのチェックポストに誰もいなくてスルーできたので(笑)、

なんとかデリーに直行することができました。(ドライバーの方に感謝)

ドライバーの方は、「ここは落石が多いエリアだから、注意して上の方を見てくれ。俺は前を見るのに忙しいから😐」とか、

「今は眠くないけど、いつも深夜2時以降に眠くなるんだ😪」とか言うので、

怖くて、時々話しかけたりして、最後までほぼ寝られませんでした・・

(行きの時に、目をつぶりながら運転している時があったから余計に不安でした。)

車チャーターとはいえ、やっぱり夜の移動はよくないですね。もっと早く判断して早く出発すべきでした。



そして朝5時ごろに無事にデリーまで送り届けてもらい、長い3日間が終わりました。



全員無事に帰ってきてよかつた😌




ハードスケジュールすぎて全員普通に風邪ひいた。




💫おわり💫




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