ハリドワール 2泊1日旅行

インド旅行

ガンジス河の上流、ヒンドゥー教の聖地・ハリドワールに行きました。

夜行バスで早朝着いて、その日の夜に夜行バスで帰るという強硬手段に出たため「2泊1日旅行?」です。

人気観光地であるヨガの聖地「リシケシュ」もデリーから気軽に行けるけど、リシケシュのそばにあるハリドワールはあまり観光地化されておらずローカルな雰囲気。という情報があったのでとても興味がわきました。


バスでハリドワールへ

デリーからバスで6時間くらい。

バスの旅行はとっても冒険感があって楽しいです。

まずバスの乗り場がまったくわからない。

「xx駅の向かい、△番地」くらいしか情報がなく、
とりあえずxx駅で降りて、その辺の人に△番地はどこかと聞くところから始まる。

そしてだいたいテキトーな答えが返ってくるので何人かに聞く。

今回も2人に聞いたら2人とも全く逆の方向を案内してくれて、さすがインドでした。

そうこうしているとリュックを背負った親子に、「あなもしかしてシムラに行くの?」と突然聞かれたり。
彼らは私を助けようとしてくれたのではなく、彼らもバスを探していたのです。
そうやってみんな、色んな人に聞き込みながら探していくんだなと、安心しました。

そしてだいたいなんとかなるのがインド。

ちゃんと、何も目印のない道端に停まっているバスが見つかりました。

そしてだいたい出発予定時間少し過ぎくらいをピークに、人が乗り込んでくる。

結局20分遅れで出発。
窓側のカーテンがついてなくて街頭がまぶしい。





ハリドワールに到着

朝日を見たかったので、朝5時着くらいのバスを選んだのに、まさかの朝4時頃になにもない工業地帯のようなところで降ろされる。

全然寝れなかった…

真暗で何もない道端に降ろされたけど、リキシャーワーラー(※)が何人か待機していたので、夜行バスがよく停まるポイントなのかな

※リキシャーワーラー:オートリキシャー(三輪タクシー)やサイクルリキシャー(人力車の自転車ver)の運転手のこと。


サイクルリキシャを捕まえて、10分くらい走ったら、ハリドワールの鉄道駅前のちょっと明るい街中に着きました。

少し涼しくて、あ、北のほうに来たんだな、と感じました。
(朝4時なのでデリーもこの時間帯は寒いのかも・・)

その時間に 開いているカフェなどはもちろん無く、とりあえず営業していた、路上のチャイ屋へ。
仕方がないのでとりあえず朝4時にカレーを食べる…笑


日の出の時間を調べるとあと2時間くらいある。

そして睡眠不足で休みたいので、とりあえず通りに面したホテルのフロントへ…
フロントのおじさんに質問攻め。

ハリドワールでは何を見たらいいか?日の出を見るにはどこがいいか?日の出は何時か?
…日の出まで、ここで寝ててもいいか?

作戦成功しフロントのふかふかのソファをゲット。



日の出を見にいく

少し休ませてもらって、日の出ポイントらしき場所まで歩く。

歩いてるうちに明るくなってきちゃって、とりあえず川についたけど、なんだか地味で何もありませんでした。

神聖な川に沐浴しにきたおじさんに、

「ベストなサンライズポイントはどこ?🙂

と聞くと

おじさん『カニャークマリ


<参考地図:カニャークマリ>

いや、そういう意味ではなく(笑)

「ハリドワールで、この界隈で、朝日がきれいに見えるのはどこ?🙂」と聞き直すと

おじさん『ここでは朝日は見れない。

おじさんにとってのサンライズとは、地平線から昇ってくる朝日を指すということか。
むしろ私が間違っていて普通サンライズと言ったらそれを指すのかなあ。

うまく説明できなかったので諦めて少し川沿いを歩くことにしました。



ガンジス川沿い散歩と寺


ガンジス川沿いを歩いているうちに、気づいたら日が昇ってました。

確かに、ここでは素敵な日の出はあまり期待できないかも。。

でも朝の柔らかい光の中で撮る写真が好きなので、良かったです。
川の上流なだけあって、バラナシよりはきれいに見える。



川の水持ち帰り用ボトルが沢山売ってる。

この写真を撮っているときに店主にすごく笑われました。笑


川沿いをぐるーっとした後、朝日のおじさんが教えてくれた、山の上のお寺に行ってみることに。

ロープウエーで登るらしく、ちょっと並びました。

お寺、ローカルすぎ。

みんな、寺に行って捧げて終わりのお祈りグッズ買い過ぎ。
寺の中に怪しげな聖者多すぎ。

おでこに赤い粉を半ば無理やり塗られ、
気持ちだけでも…気持ちだけでも…
とお布施を求めてくる。

正直楽しくなかったです。


さっさと寺から降りて、マーケットをぐるりしてみたけど、ほんとローカル。

他の観光地にあるようなおしゃれカフェがない。
外国人がいない。
見てわかる範囲では、3人ほどしか見ませんでした。

インド人にじろじろ見られて疲れました。こんなことならインド服を着てくるんだった。と思いました。

*インドはとっても広くて他民族国家なので、ザ・日本人顔の私でも、インド服を着ていたりちょっとでもヒンディー語を話すと、東北出身のインド人かと勘違いしてもらえて、ローカル化できるのです。


当初旅行先の候補にあがっていた、隣の街「リシケシュ」は有名な観光地なので、
キラキラヨガ修業してる人がいっぱいいるんだろうな、私はもっとローカルなところがいいな。と思ってここを選んだのですが、
外国人が少なすぎても疲れるもんなんだな〜と学びました。



汚い安宿で昼寝

夜行バスでの睡眠時間が短かったからか、空気が悪いからか、なんか風邪のような感じがしてぼーっとする。昼間はすごく暑くて、疲れたし、寺と川しかないので、ちょっと昼寝したいなーーという気分。

薬屋さんでとりあえず風邪薬をゲットしてから、

ゲストハウスやホテルに、2時間だけベッド使わせて!って言って値段交渉してみたところ、
(今晩夜行バスでデリーに戻るから、夜は泊まらない)
いくつかの宿は少し安くしてくれたけど、他は1泊分の料金を取ろうとする。

もっと安く…
もっと安く…
と探し回っているうちに疲れて、

ええいもうここで良い!

と、最後に訪れた最悪な宿に決めてしまうのはインドあるあるです。


こんな汚い洗面台がある部屋に、たった2時間寝るのに600ルピー(1200円)…

でも寝る。



夕方のお祈り見学


そういえば早朝にカレー食べてから何も食べてないや。
ということで食堂でドーサをほおばりました。
あまりお腹ペコペコでもなかったけど、数時間後にバス乗るので空腹はよくないかなと。。

ドーサは南インドの料理で、カレー味のジャガイモを包んだ米粉のクレープをちぎりながら、さらさらのカレーやココナッツソースに付けながら食べます。


そしてお目当ての、お祈り(プージャ)見学。

お祈りの前に、
ガンジス河をきれいにしようー
ガンジス河を守ろうー
と言って係員が盛大に募金活動している間に、気がついたら真っ暗になって、





いよいよプージャーが始まるころには、俺が俺が俺が!!のインド人達に負けて、もう写真を撮れる状況ではなかった・・・




隙間から除いた感じ、バラナシやリシケシュで見れるプージャの方がやっぱり良い感じでした。




もう見るもんもなくなったので、階段に座ってひたすら流れの速いガンジス河を眺めておりました。

不思議なもので、これがほんとうに神聖に見えてきました。


川を見て、たそがれていると、また変なインド人が近づいてきて、おでこに赤い液体をチョンッと付けようとしてくる。
そして寄付を求めてくる。




おちついて川も眺めていられないので、カフェ・コーヒーデイでひとやすみ。




田舎のオアシスへ

コーヒーデイはインドのスタバ…というよりドトールのようなチェーン店で、1杯のチャイが路上の10倍の値段するけど(100ルピー=200円弱)、どこにでもある安心感のある喫茶店なのです。

コーヒーデイがあってよかった…

心から安心している自分がいて、
あ、デリーに数か月住んで、私はすっかり(インドの)都会に染まってしまったな、と思いました。

アグラで学生をしていた頃は、毎日のように5ルピーの路上チャイを飲んでいて、コーヒーデイは1か月に1、2回の贅沢な楽しみだったというのに。

店員さんに、バス乗り場の場所を聞くと、紙に丁寧に英語とヒンディー語でそのバススタンドの名前を書き、バルコニーから道を指差しながら丁寧に教えてくれました。



予約していたデリー行き夜行バスに乗るまではまだ少し時間があったので、その後また川沿いに座って、不思議な川をずっと眺めていました。

気が済むまでそこに座っていられるのが、一人旅のいいところだなあ。



踊るインド人




バスでデリーに戻る

店員さんに貰った紙を色んな人に見せながら、バススタンドに到着。

相変わらずわかりくいよ。



バスは何事もなく、それなりに眠っていたら、北デリーの、カシミーリ・ゲートというバススタンドに到着。

降りた途端、デリーの悪名高きオートリキシャー野郎がわらわら集まってくる。

「マダム。トゥクトゥク?パハルガンジ?メトロの始発は1時間後だよ?」

え、早く帰って寝直したいのに、1時間待たなきゃいけないの!と一瞬思ったけど、
Googlemapとデリーメトロのアプリで調べたら、すぐ近くにメトロ駅があって、30分後くらいに始発が出てることが分かりました。大嘘でした!

ああ、本当に便利な時代になりました。

まだ真暗な時間だけど、チャイ屋さんが開いてたたので買って一服していると、乞食が近づいてきました。

少年「おなかぺこぺこ、チャパティチャパティ」

ハリドワールで、物売りの子供に写真を撮らせてもらうお礼をあげるために、ポッケにコインをいくつか入れてたのが余っていたので(総額5ルピーくらい)、それをあげようとすると、

「いらない。オムレツがたべたいよおお~~ あそこのお店で買ってええ~~」

と断られてイラっとしました、
人が珍しく恵んでやろうと思ったらコレです!

5ルピーじゃ、チャイは買えるかもしれないけど、オムレツは買えないからね。

「そんなこと言う人には何もあげません!」

と、コインをポッケに戻すと、

少年はポッケを見つめながら、

「やっぱり欲しい~ それちょうだい~~~~~」

と言い出す。

なんてやつ!


コイン邪魔なので結局あげたけど笑
その日暮らしに必死なんだろう。と思っています。

そしてメトロ駅に歩いて行き、
ほぼ時間通りにメトロがきて、無事に家に帰りました。

(インドの電車は遅延するで有名だけど、メトロはちゃんと動いています。)


長い1日だった…

そしてこれから1日休めるというのは気分的にとっても良い。
家で気持ちよく昼寝しました。

ハリドワールにいたときは、本当に疲れてて、もう二度とこのようなハードな旅行などするもんか!と思ったけど、終わってみてしばらくすると、

またやりたいなあ、
あのとき疲れたのは風邪気味だったからであって…なんとかなるだろう。と思ってしまうのでした。


ちなみにハリドワールは、あえて目的地にして行かなくても良いかなと思いました。

リシケシュ行ったついでに、夕方のお祈り(プージャ)だけ見に行く人が多いのも納得。

でも本当に観光客少なかったし、ローカル感が好きな人やインド長期滞在者は、1週間くらい滞在して、朝は沐浴を眺めにいって、昼間はぼーっと川を眺めて、夜のプージャを眺めて…ていう日々をだらだらと繰り返すのも面白そうだと思います。

ぼーっと川を眺めている時間だけは、なんだか良かったです。





おしまい




コメント

タイトルとURLをコピーしました