タマン ヘリテイジトレイル(Tamang Heritage Trail)とは、
ランタンの山の周辺に住む山岳民族、タマン族の暮らしを垣間見ながら、
ちゃんとベッドと暖かい布団とごはんとお酒が出るロッジに寝泊まりしながら、
それほどきつくない山道を進むトレイルコース。
<アンナプルナベースキャンプ>と比べて、何百段の階段とかきついコースは無く、歩きやすかったですが、標高2500m ~ 3000mなのでそれなりに疲れました。
観光客が少ないので、案内板もほぼゼロ、むしろ間違った方向が示されていたりして、地元民にも遭遇せず、途中でジャングルの中で遭難しかけました。
それでも頑張って歩いていれば民家などが見つかり、助けてもらいながら・・・
カトマンズは前日入り、カトマンズに戻ってからも1泊して翌日の便でネパールを離れたので、合計で8日間の余裕のある行程でした。
地図
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なんの役にも立たないアバウトな地図:
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1日目:Kathmandu –> Syabrubesi (標高1500m)
バス移動 7:30 – 14:30 合計 7時間(途中のランチ休憩を含む)
カトマンズを安定の30分遅れでスタート。
バスは旅行会社などで座席指定で予約できます。(片道900ルピー、旅行会社の手数料込み)
バスは進行方向右側の山に沿って走るので、左側の席の方が眺めがいいです。
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バスはけっこうオンボロで狭くて、道が悪いので、乗客が飛び跳ねるほど揺れます。
私はリュックがそれほど大きくないので抱えて乗りましたが、預ける場合はバスの上(外)に積まれるので、砂埃まみれになります。
レインカバーをつけておいたほうがいいです。
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ランチ休憩はこんな感じのレストランで麺類を食べました。出てくるのが遅かったので、バス添乗員にもう出発するから早く食え!と急かされ全部食べることができなかった..
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ランタン国立公園エリアに入る前に、チェックポイントで一度降ろされて、
パスポートを提示して、入場料3000ルピーの支払い。
Syabrubesiがトレッキングのスタート地点だと思い込み、そこで降りたのですが、
降りたバスが 、次の目的地であるTambchet方面にぐんぐん走って行ったので宿の人に聞くと
そのバスはTambchetまで行くとのこと・・
バスは1日に1便しか来ないので、次は翌日の同じ時間・・
小さくなっていくバスをただ眺めることしかできませんでした。笑
まだ明るかったけど、その日のうちにTambchetに歩いて行くのはやめて、一旦Syabrubesiに1泊することにしました。
でこぼこ道に長時間揺られて疲れたし・・
(翌日歩いてみたら、けっこう時間がかかったので、この判断は大正解でした。)
宿の少年が、バイクでTambchetまで送って行ってあげるよと提案してくれたけど、
ひとりあたり2500ルピーだと言うので、やめました。
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トゥクパは、にんにくたっぷりで優しい味で美味しいヌードル
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Syabrubesiのまちなみ
これでも県庁所在地だそうです。
川沿いまで降りると、お湯(ぬるま湯?)が出ている小さな温泉ポイントがありました。
地元民が次から次へと、お風呂に入りに来てました。
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レストランにいた、生後3週間の子犬💖
ちょっとトウガラシ食べさせられて、いじけているところ
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ホテルのレセプションにはだいたい酒が沢山おいてある
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たまたま遭遇した、年に1度のチベットのお祈り。かわいい顔をした神様の前には、ビール瓶に入った地酒が捧げられている👍🏻
シャブルベシの宿: (ツインの部屋で1000ルピー)
部屋代、食事、ビール代など合計金額: 2人で5000ルピーくらい
ビールが中瓶1本 だいたい500ルピーするので、お酒を飲まなければもっと安くなるはず・・
2日目:Syabrubesi –> Thambchet (標高1760m)
徒歩移動 6時間
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ガイドブックには2時間半ほどと書かれていたけど、たぶん道を間違えて、車が通れるクネクネ道を歩いてしまったので、予想よりも時間がかかりました。
前日に乗ったバスが通って行った道。
車が通れる道を歩いていくのは全然楽しくない。。
たまに通るトラックの砂埃攻撃を受けるし、眺める景色がぜんぜん変わらず。
お店もなく、日陰もなく、人も通らず。
「飽きたねー。」と言いながら頑張って無駄に歩きました。
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スタートする時に宿のお母さんが「壊れた道を行くといい」と言っていました。
私たちは「壊れた道」は通っていないので、どこかで見落として、遠回りルートを通ってしまったんだと思います。
また、地震で土砂崩れなどが起きた地域でもあるので、
ガイドブックが発行された時から道が変わっている可能性も大いにあり、
記載されていた所要時間はアテにならないなあと思いました。
2時間半と思っていたら6時間もかかったのだから、前日の夕方に出発しなくて本当に良かったです。
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徒歩ルートは絶対にこの道ではなかったと思う・・
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遠くなっていく Syabrubesi絵に描いたような山の風景
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それでも、登るにつれて だんだん雪山が顔を出してきました
その後ついに山の中に入る徒歩ルートを発見し、だんだんトレッキングらしい道に。
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「シスノ」という危ない植物
触れると火傷したような痛みに襲われるそう。でもシスノスープとして食べるそう。
Tambchet の少し手前にも小さな集落があったのでそこでごはんを食べて一休み。
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ネパール名物 ダルバート
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なんでも食べてしまうヤギ。人懐っこくて、髪の毛もムシャムシャされました。笑
そこからさらに1時間〜歩いて…
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ようやくTambchetにたどり着きました。
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段々畑がキレイ♪
TambchetはSyabrubesiよりも栄えている感じがしました。
大きな人工池のようなところで水力発電のプロジェクトが行われたのち、発展したらしい。
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まだそんなに山奥に行ってないので、お店の商品も充実。
宿:(ツインの部屋で1000ルピー)
オーナーの奥さんは韓国人でした(かといって韓国料理が食べれるわけでもなく、韓国要素はゼロ)
ここはちょうどいい〜温度のお湯が普通にシャワーから出たので良かった♪
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和式トイレだけどお湯が十分に出るホースシャワーは良かった…!
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宿で食べたごはん
屋上に行くことができたので、久々に星空撮影に挑戦
(画質が悪くてアレですが、よく目を凝らして見ると無数の星!)
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真っ暗だったのでとても綺麗に見えました🌟🌟🌟
部屋代、食事、ビール代など合計金額: 2人で5000ルピーくらい
3日目:Thambchet –> Tatopani (標高2600m)
徒歩移動 6時間くらい
出発してすぐに、民家のおじいさんが
「タトパニはそっちじゃないぞー。あっちに行って、橋を渡るんだ」と教えてくれました。
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教えてくれて、ありがたや〜と思いながら橋を渡ってすぐに、
「タトパニ →」の案内板が出ていたので(ネパールの文字で)
案内にしてはずいぶん文字が消えかかっていて、見づらいなあ。。
とは思いつつもそちらに進んでいくと、
どんどん道が狭くなり、蜘蛛の巣や、くっつき虫だらけに・・。
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1、2時間くらいは歩いたので、戻るのもいやだけど、道はどんどん崖のような、
人が通っていないようなジャングルの中になってしまいました。
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道・・・?
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道・・・?
畑はあるけど、民家や地元民や、トレッキング客も見当たらない、、
最初に道を教えてくれたおじいちゃん、暇つぶしに観光客にいたずらしてるんじゃないの!?
なんて冗談を言いながら遭難しかけて、
畑の中で一休みして、とりあえず崖ではない方へ進むと、民家が見えてきたので
「誰かいませんかー!?」と声をかけると
第一村人発見!!
おじいさんにわけを説明すると、
「このルートは昔の道で、本当はその案内板と逆の方向に行くと、普通の道だったのに…大変だったでしょう。」
と言って、「ここを上に行ってあの大きな岩のところを・・・」と、道を教えてくれました。
わかったありがとう!と言って急な坂道をゼエゼエ登っていると、
おじいちゃんと孫がうしろからついてくる。
たぶんもう大丈夫だよ?と言っても、
「僕たちもあっちに用事があるんだよー。荷物持とうか?」
と優しく提案してくれたけど、さすがに申し訳ないので断ると、
「いつも歩いてる道だから大丈夫なのにー」
と言って、ヒョイヒョイと先に行ってしまいました。
山の民の足腰😳
そして、おじいちゃんの言っていた「大きな岩」に着くと、
おじいちゃんと孫がそこに座って待っていてくれました。
そこは見晴らしがよくて遠くの家なども見渡せる場所だったので、
あそこがタトパニだよーって指差しながら教えてくれました。
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そして、
「じゃあ僕たちは戻るね〜」という感じで、再びヒョイヒョイと同じ道を下っていったのでした。
たまたま用事があるからという感じで上まで行ってくれたけど、本当は用事なんて無かったんだな。。
山の民の優しさ😳😳
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教えてもらった方向に登っていくとまた民家が数件あって、
また別のおじいちゃんがいたので、「古い案内板で間違えてこっちから来ちゃったんだよー」と説明すると、
おじいちゃんは満面の笑みで「ほほほほおおほほ!」と笑っていました。
やっぱり、村のおじいちゃんたちの暇つぶしのいたずらだったんじゃないの!?
「ふもとのあいつ、やりおったな…ふぉふぉふぉ!」って笑ってたんじゃないの!?
なんて冗談を言いながら、無事にタトパニに着いたのでした・・
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タトパニはネパール語で「暑い水」という意味。
(ここだけではなく、ヒマラヤのいろいろなところにタトパニという地名が存在する)
前は温泉が出ていたけど、数年前の大地震で、出なくなっちゃったそう・・
道を間違えて、かなり急な登り道で疲れたので、ここに1泊することにしました。
デンマーク人の10人ほどのツアー客も同じゲストハウスに泊まっていてワイワイ。
水資源は豊富なヒマラヤ、ずっと出っ放しの外の水道で洗濯をしているときにそのデンマークの方と話しました。
彼は30年ぶりにネパールに来たと言っていたので、
「30年前は、どんな感じだったの!?」と聞くと、
「同じだよー。何も変わらない。同じ洗濯スタイル」
と言っていて、とても複雑な気持ちになりました。笑
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ゲストハウスのスタッフの女の子は、普段はカトマンズの大学に行っているけど、
お祭りの時期だから帰省ついでに家業を手伝っているとのことでした。
レストランにお客さんが減ってきた頃、黙々とペーパーナプキンを三角に折り折り、
ピンク色と、黄色と、交互にして…1つのテーブルにつき7枚ずつ…
と、丁寧に丁寧に仕事をしていて微笑ましかったです。
そして、人がさらに減った頃…
「あ、あのぉ…ひとつ聞きたいことがあるんですけど…」
と、とても言いづらそうに声をかけられたので、何事かと思ったら、
「あの…日本に行って勉強をしたいんだけど…そのことについて聞いてもいいですか…?」
😳 ‼️
なんて控えめで可愛い子なんだろう…!全力で応援したくなりました。
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ゲストハウスの食堂民族衣装柄のバッグや帽子が飾られて(売られて?)いてカワイイ
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見たことないビール
宿 トリプルベッドで 300ルピー
部屋代、食事、ビール代など合計金額: 2人で5000ルピーくらい
ビール(1本500ルピー)を数本飲んだので(?)、部屋代はタダにしてくれました。
風呂トイレ共同で、ベッドとコンセントがあるだけのシンプルな部屋だったけど、
3人部屋で300ルピーは安い。。
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4日目:Tatopani –> Nagtari (標高3243m)
徒歩移動 4時間 (途中で見晴らしのいいティーハウスでの休憩含む)
前日のように間違った道を進みたくないので、デンマーク人ツアーのガイドの人に道を聞いてからスタート。
ガイド「まっすぐ登って、右に行って左だ!こう行って、こう。ピュピュ!」
あまり参考にならない… けど、案内板も全く無いし、説明のしようがないんだなあ。。
途中でやはり不安な分かれ道があったので、
たまたまそこで休憩していたポーターたちに、こっちであってる?と確認して進んだのに
ナグタリはもっと高い場所に行くはずなのになんかずっと下っている?と不安になり
一旦戻ってみるも、後からスタートしたはずのデンマーク人たちも、さっきいたポーターも、誰にも出会わない。。
これは間違えたねーと言って、
分かれ道のところまで200mくらい戻る途中で、人に出会ったので聞くと、やはり間違えてた。
あのポーターたち、適当に返事してたな〜
近くの民家が放し飼いしている、角の立派な牛たちが途中にたくさんいて怖かった。。
ちなみに山道で牛などに遭遇した時は、絶対に崖側に避けてはいけないそうです。
牛がこっちに来た時に、逃げ道がなくなっちゃうから。
正しい道に戻って少し進むと、他の観光客が見えてきて安心!
ティーハウスでしばし休憩。
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その後は道を間違えることなく、無事にナグタリにつきました。
ここはもう標高3000m超えなので、ゼエゼエしながらゆっくり登りました。
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ナグタリの食堂でとりあえずランチしようとすると、またもやチベットのお祈りに遭遇。
(お経のようなトーンで5人くらいの男性が何かをずっと読み、たまにシンバルや法螺貝のような楽器を鳴らす)
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ちょっと申し訳ないと思ったけど、何も言われなかったので、
お祈りを横目に、ヤク肉入りのチョーメン(チャウミン)をいただきました。
とは言っても、お祈りしているパパの横で、退屈した女の子が大音量でインド音楽を流したりしていたけど 笑
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ヤク肉は血の味がして、ちょっと臭い。
その後、ちょっと登った眺めのいいところでゆったりして、
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隣のゲストハウスで建てられていたテント。
少し手伝ってみたけど、誰がどうやってもカバーのサイズが合わず、ぐちゃぐちゃ 笑
暇だけど、やることもないねーと言って部屋で昼寝でもしようと思ったら、まだお祈りの声が聞こえる・・
かれこれ4時間くらいはお祈りの声が聞こえてきました。
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山小屋の外に置かれていた人形…なにこれ
・山の民のスタミナの強さを実感する
夕方ゲストハウスの食堂に戻ると、
おじいちゃんがビール瓶10本くらい入っているダンボールを抱えてやってきました。
おじいちゃんは、着くなり地酒の Rakshiを貰ってひとやすみして、
「ちょっと隣の家から調達してきました〜」といった雰囲気だったけど、
なんと、隣(下)の村から運んできたとのこと!
翌日その村に行ったけど、
これをダンボール抱えて登ってきたとは信じられない!くらい急斜面でした。。
私たちは下りでも休み休み2時間かかったけど、
おじいちゃんはビール瓶10本くらい入っているダンボールを両手で抱えた状態でも、1時間くらいで登れるそう。
おそるべし山の民。。
おじいちゃんは、しばしRakshiを飲んで談話した後、夕日が沈むころに、
「それじゃ、そろそろ帰ります!また!」
と、元気に村に帰って行ったのでした。絶対ヘッドライトとか持ってないよ。。
おそるべし山の民。。
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ゲストハウスの人に、お祈りは何時間やってたのか聞くと、
3日間やっていたとのこと。(!)
この日が最終日だったそう。
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ここナグタリが今回のコースのハイライトなので、ここでも星空撮影に挑戦🌟
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宿 ツインで300ルピー 風呂(?) トイレ共同 (寒いし、お風呂は入りません)
部屋代、食事、ビール代など合計金額: 2人で5000ルピーくらい
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山小屋のトイレ
5日目:Nagtari –> Tumang –> Syabrubesi
徒歩移動 6時間くらい
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朝ごはん トマトラーメンとミルクティー(チヤ)
朝、食堂の後ろで馬が朝ごはんをむしゃむしゃ。
何を食べているかと思ったら、お祈りの時に捧げられていた人形(?)たち・・!
ギーというバターのようなもので作られているらしい・・
とっても環境に優しいけど衝撃的でした。笑
山を下り始めてすぐに、またもや道を間違えたけど、
この数日でだいぶ学んだ私たちはすぐに「おかしいな?」と気づき、ルートを訂正できるようになりました。
![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_02284027.jpg)
今回のトレッキングで、唯一の ちゃんとした案内板を発見して安心!
もっと案内板をたくさん立てれば観光客も来やすくなるから、来る人が増えるのに。と思うけど、ガイドの仕事がなくなっちゃうから、しないのでしょうか。それとも特に何も考えていないのでしょうか?
あのおじいちゃんのように頻繁に村人も行き来するのか、階段などはそれなりに整備されていました。
通り道にあった、Tumang という小さな村でランチ(またラーメン)を食べて、
1時間ほど休憩してから、スタートした村のSyabrubesiに向かいました。
何かの皮が干されている…!
(ランチした食堂?の家のお父さんは、昨日ナグタリでお祈りをしていたメンバーの一人だった!
みんな、村を行き来しているんだな〜)
そこからSyabrubesiの町はもう遠くに見えていて、ひたすら谷沿いに下っていくだけだったので、景色が代わり映えしなくてちょっと疲れる道でした。
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また、車が通れるクネクネ道。。
車もバイクもめったに遭遇しなかったけど。
途中で休憩するにも、ティーハウスなどなく、砂埃のすごい道端のみ。
いくつか小さな集落を通ったので、ロッジでもなんでもないただの家に
「お茶ありますかー?」といきなり声をかけても、家に招き入れてくれました。
お邪魔した家は、小さなかまどで、お母さんがお祭りの準備のために 大量の揚げパンを作っているところでした。
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揚げパン作りを中断して、お湯を沸かして甘い紅茶を作ってくれました。
揚げパンも食べて行きなよ!と、沢山いただきました。
息子たちが家に帰ってきたけど、
「わっ、なにこの外人たちは!?」のような反応は一切せずに、
ああ、人が来てるのね。ああ、行くのね。じゃあねー。
くらいの、普通のテンションで、なんか居心地がよかったです。
(一応、帰り際にお茶代聞いて、150ルピーを渡しました)
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そしてまた、つまらない砂埃の道をひたすら下っていきます。。
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大変なことになっているガードレール。土砂崩れでこうなった?
もう、車が通ったらヒッチハイクして、乗せてもらってもいいよねーなんて話ながら歩いて、
Syhabrubesiの直前で、中国人の乗った車が私たちの顔を見て突然止まったので、
(なぜだかわからないけど、同胞だと思ったのかな?)
乗ってもいいか聞くと、快く乗せてくれ、あっというまに町に着き、
ついでに中国人おすすめのホテルに連れて行かれてしまいました。笑
部屋を見たら普通に良かったのでそこに泊まることにしました。
この日はラクシュミプージャというお祭りの日で、
ホテルやお店や家は、キャンドルと足跡で、女神ラクシュミーを家に招き入れるための素敵なデコレーションをしていました💖
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![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_03154850.jpg)
そして、このお祭りの日には
近所の少年少女たちのグループが練り歩き、「デウシーレ」というパフォーマンスをしてお小遣いを稼ぐイベントがあります。
男の子がただ歌うだけの小さなグループもあれば、でかいスピーカー、マイク、衣装まで用意して、伝
統の踊りや弾き語り、ブレイクダンスなど、かなり練習したであろう、
見応えのあるパフォーマンスをする大きなグループも!
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![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_03154976.jpg)
![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_03154913.jpg)
たまたま飲んでいたレストランの目の前の路上がパフォーマンス会場に選ばれたので、
特等席でビール飲みながらしばらく色々見れて楽しかった〜😇
・山の民のスタミナの強さを改めて実感する
飲んでいたレストランには、例のデンマーク人観光客もいて、彼らは彼らで地元の踊り?などをそれなりに楽しんでいたのですが、
最初から最後までずーーっとキレッキレに踊り倒していたのが、荷物持ちのポーターの人たち。
20kgほどの荷物を頭から下げて、標高3000mの山道を4日間くらい登って下りてきたポーターたち。
![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_03211315.jpg)
<↑参考写真>
![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_02292754.jpg)
え、なんであなたたちが一番元気なの・・・?
デンマーク人たちも「彼らは Unstoppable..」とか言いながら、ぽつぽつとホテルの部屋に戻ってお休みに行く中、ポーターたちは最後までぴょんぴょん嬉しそうに踊っていました。
![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_03154872.jpg)
おそるべし、山の民。。。!
宿 ツインで1000ルピー お湯あり。洗面台あり。
部屋代、食事、ビール代など合計金額: 2人で5000ルピーくらい
![](https://ikura.in/wp-content/uploads/2024/01/b0277561_02292711.jpg)
6日目:Syabrubesi –> Kathmandu
バス移動 7時間くらい。 750ルピー (途中でランチ休憩あり)
翌朝、7時発のバスに乗るために朝早くに起きて外を見ると、昨晩遅くまで踊り倒していたポーターがもう外でお茶を飲んでいました。
その表情に一切の疲れナシ。。!
バスは7時発のはずなのに、当然、時間通りに出発するはずもなく・・
予約していた外国人観光客が1組来ていないとのことで、しばらく待っていたのですが・・
40分後、添乗員がもう一回乗客の人数を数えてみたら、実は最初から全員揃ってた(てへぺろ)
というわけで40分遅れのゆるゆるスタートでした。
カトマンズに戻るバスは右側席の方が眺めが良いので座席指定して予約していたのですが、
座席のダブルブッキング(?)により、左側の席になってしまいました。
そして再び揺れと砂埃のすごい山道にひたすら揺られ・・・
7時間後くらいにカトマンズに到着。
・・・
バスに揺られながらbooking.com で予約したタメルの宿にチェックインして、
ショッピングと日本食レストランなどを楽しみました♪
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日本食レストラン「ふる里」
インドの日本食よりも安くて美味しい〜
タメルの宿 ツインで1500ルピー
Hotel The Greatwall
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ロケーションが◎でした。
タマンヘリテージトレイルの感想
なんども道を間違えたのは疲れたけど、
お祭りも見れたし、余裕のあるプランでゆっくり気ままに村歩きできて楽しかったです♪
エベレストベースキャンプなど人気のコースに比べて観光客は本当に少ないけど、
それなりにぽつぽついるので、ゲストハウスなどは普通にある。
でもその分、道がわかりにくいので、絶対にガイドをつけることをオススメします!
なお、このコースは地球の歩き方にもちゃんと載っていました😀💦
おわり
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