コチで年越し!【南インドで年越しぼっち紀行8】

インド旅行

長い電車に乗ってゴアからコチに無事着き、無事にビールを手に入れて眠りについた前日からの続き




フォートコチへ

フォートコチという海側の島に、朝早くボートにのって向かう。
ボートは片道4ルピー。安い!

フォートコチには、なんだかおしゃれカフェやバーもあるし、こちら側に泊まれば良かった!と一瞬思ったけど、
朝早くボートに乗ってこの島に向かうのもなかなか良かったなあとも思うのでした。





バケツで魚を運んでいる人がいる朝。港町感






港町の犬


朝の陽だまり

海沿いでチャイニーズフィッシングネットを見て、おしゃれカフェで朝ごはんたべて、
またボートに乗ってエクラクラムに戻る。

フォートコチ側でイベント「カーニバル」とやらがあるらしいけどよくわからないのでもう一度ネットで調べて、去年の動画を見たら、なんか見てみてもいいかなって思う規模だったので、

やっぱりもう一泊して「カーニバル」を見てみようと思いました。


(音量注意↓)


単なる年越しカウントダウンイベントですね。

コチのような大きな都市よりも田舎でのんびりする方が好きだけど、
次の目的地アレッピーでもし何もなかった場合、ひとり寂しく年越しは寂しすぎると思ったので…!





フォートコチのホテル

さっそく、カーニバルが行われるフォートコチ側のホテルを探してみると、

どシーズンのためほとんど売り切れ、ドミトリーで1200ルピー(2000円くらい)!

高いけど、清潔そうだし、たまにはドミトリーもアリかなあと思ってそこを予約したのでした。

RASA Hotel (リンク先は Tripadvisor)
住所: 1/839 Bastian Street Fort kochi

イベント会場近くだし、とても清潔で良かったです。
素敵なレストラン併設。

※2023年現在は、リノベーションしてドミトリーの部屋は無くなった模様です。




伝統芸能カタカリダンス

カーニバルについて聞き込み調査をしたら、
なんとなくイベントは22時からとか0時からとかそのへんの時間に絞られてきたので、
いったん、17時からのカタカリダンスを見ることにしました。

カタカリダンスは、この地域の伝統芸能で、インドのダンスのイメージとは全く違う、ゆっくりとした歌舞伎のようなダンス。

メイクアップの様子から見せてくれ、写真取り放題


カタカリは面白かったけど、もう一度見たい!とは思わなかったです。
本番の前に表情の説明なども多く、一度は見てもいいクオリティでした。



↑カタカリ見たのはこの小屋


カタカリ終わって20時頃にごはん食べようとしたら、大晦日でけっこう人が沢山賑わっていて、
いい感じのレストランは満席で、
ひとり寂しく薄暗いインドレストランで白身魚のカレーをたべた・・

そんな寂しい私を慰めるかのように登場した少年





年越しイベント時間まで暇つぶし


教会

クリスマス&年越しデコレーション


会場の場所を確認



素敵クリスマスアート

お腹を満たしてBARに行こうという計画だったけど、BARに行ったらクローズしててショック!

それにしても夜21時でこの人だかり。

警察官(女性警察官含め)も沢山歩いているので安心感ある。


さてどうするか。と考えながら、ビールが飲めそうなところを探しながらぶらぶら歩いていると、
日本人みたいな人に声をかけられ、こんなところに日本人いたー!と思ったらネパール人3人組の男だった。

というか、出身はネパールって言ったりインドと言ったりダージリンと言ったりシッキムと言ったりブータンと言ったり・・

結局どこなんだと思っていたら、それぞれの国境のエリア中心らしい。なるほど..!

ぼくはブータン国境のところ
ぼくはシッキムのネパールよりのところ
ぼくはダージリンのネパールよりのところ。 ということでした。

バーを探してるんだけど。と言ったら
一緒に探そう!と言ってちょっと離れたところのバーを探し当てて一緒に飲んでくれた。ありがたや!


先ほど聞いた、みんなの出身地はコチからだいぶ離れているけど、年越しイベントのためにわざわざコチに来たのか?と聞くと、

コチから電車で4時間ほど離れたところにあるコーラム?に出稼ぎにきているらしい。

今日はニューイヤーだから小旅行しにきたとのこと。

ビール一本だけ飲んでサヨナラして、
オートリキシャで50ルピーで会場の近くに戻る。

ゴアで高いタクシーを経験していたので、「えっ!500じゃなくて!?」と聞き返してしまった(笑)



23時過ぎなのに大勢のひとが道路にうじゃうじゃ。



コチのニューイヤーイベント、カーニバル!

とりあえず皆の歩く方へ、音楽のなる方へ歩いていく。。
昼間に見かけた、おじさんのでかい像がセッティングされていた広場



が、ライブミュージックで大盛り上がり。


とは言っても家族連れやあらゆる人たちが集まってて、ギュウギュウではないし、わりと前の方までサクサクいけた。

ビールがないのだけが残念!

会場は去年まで?ビーチだったんだけど、今年は満月近いからか満潮だかなにかで会場が移動になったとのこと。

音楽ライブは23:40くらいには終わり、人々はライブをやっていたステージの周りから、
大きなおじさんの像のほうへぞろぞろ移動。

私も一緒に、ぞろぞろ移動。

そしていよいよカウントダウンがはじまり、ゼロになった瞬間煙があがっておじさんは一瞬で燃え尽きた!



盛り上がりようがはんぱない。

これデリーで見たダシェーラー祭りと同じだ。

確かダシェーラーは悪魔の大きな人形を火の弓矢で打って燃やすお祭りだったので、
隣にいた人に、あのおじさんは悪者なのですか?、と聞くと、

悪者ではない、だけど2017年の終わりの象徴として燃やす。
みたいなことを言っていました。(おじさんは誰なんだ)

あ、神社のお焚き上げ的なやつか。

そしてけっこうクオリティの高い、大きめの花火が上がるたびにワーワー大盛り上がり。

気候は蒸し暑く、日本の夏祭りを思い出させたのでした。。


花火がひととおり終わったら人々はまた、ぞろぞろ、そとの道を歩き出す。
この感じも夏祭り。


道路には一応ロープが張ってあり、会場の周りはホコ天みたいになってる。
みんなどこに向かってるの?
さぁ。🤷🏻

そんな感じでみんながどこか音のなる方へ向かう。






途中、盛り上がってる屋台を見かけたので、 酒か!?😃 と思って近づいたら

ノンアルコールカクテルを出す屋台だった。


なんであんなに飛ぶように売れていたのか。みんな勘違いしていたのかな?笑

(手持ちのウォッカなどを足して飲んでいたのかも)


1キロくらい、そぞろ歩いたけど特にイベント等は無く、
帰り道もし ひとけがなくなって一人で歩いて帰ることになったらいやだな〜と思って、
早めに戻ることに。

教会に人が集まってお祈りをしている。
まるで神社の初詣。

一人旅寂しくて、日本が恋しくなるの巻。。


道路には素敵なアートたちが。



刑務所の門もデコレーション!



ドミトリーに戻ると、別の女子3人組がチェックインしていました。

バスルームや洗面台には、まるで彼女たちだけの部屋であるかのように、持参のアメニティが所狭しと並べられており・・
私が部屋に入ってすぐに電気消され・・。

居心地わる。

やっぱりドミトリーはだめだ。と思いました。

でももし大晦日にドミトリーに泊まって、他の宿泊者おらずまさかの一人だったとしたら寂しすぎるので、その点は良かったかなあ・・


Hubliで買っておいたウイスキーの小瓶をちょろっと飲んで、寝る。


新年初言い合い

翌朝ちょっと早めに起きて水シャワーを浴びて準備。
(年末の時期でも、水シャワーでOKなほどの暖かい気候)

道が空いているうちに移動したかったのと、祭りの残骸を見たかったので。

泊まったホテル併設のレストランはまだ開いていなかったので、
朝ごはんを求めて歩いていると外国人が路上で寝っ転がっているのを発見。

ここで一晩過ごしたの!?と聞くと、
「わかんない。朝ついた。」とヘラヘラ。

そんな風景もあり、コチはなかなか平和で居心地のよいところでした。

デリーや他の観光地みたいに、
「一緒にセルフィー撮って!」としつこく声をかけられたり、
「チャイニーズ〜wチンチャオチャオww」と中国人の真似をして馬鹿にしてくる人がほとんどいない。

一瞬目が合っても、サッと逸らす感じで・・シャイなのかな。
欧米人観光客も多かったし、外国人に慣れているのかな。


見つけたレストランは、近くの中級ホテルの屋上レストラン。

ごはんは普通のコーンフレークやオムレツなどで良かったけど、
店員さんが暇なのか、やたら話しかけてくる。

インドのいろいろなところを旅行したのか。どこが一番良かったんだい?
と聞かれたので、

全部良かったけど、特に好きなのは東北インドのナガランドかな。と答えると、

「ナガランドはインドじゃないよw インドの近くかもしれないけど、別の国だよw」

と言い出すので、

いや、ナガランドはインドだよ!と言い返すも、いや違う国だよw

と、ちょっと言い合いになり、新年初揉め 笑



日本でも自分の地域と離れたところは位置関係が曖昧になったりするけど、
さすが広〜いインド。。

ケララのインド人が何と言おうと、ナガランドは、インドの中のひとつの州だよ!!


彼は納得していなかったけど、
「ところでアレッピーに行きたいんだけど。」と話を変えて、
バスの乗り継ぎなどについて丁寧に教えてもらい、

「バックウォーター船の旅」で有名なリゾート、アレッピーに移動した次回に続く〜












おまけ

土着のサンタ

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