IELTS(アイエルツ)とは、イギリス発祥の試験で、日本で言うTOEICくらい、インドではメジャーな試験です。IELTS対策講座の看板を街中でよく見るので、たぶん有名。
インドでTOEICも受験できますが、せっかくなのでインドでメジャーな試験のほうも一度試して、自分のスコアを知ってみたいと思い、IELTSを受験してみました。
(ちなみに)インドのTOEICは・・
TOEICのほうは、過去に一度申し込んだことがあるのですが、試験の3日ほど前に、「問題用紙が届かないので延期します」と突然連絡が来ました。
しかししばらく自分の予定が埋まっていて、合う日程が無かったので、キャンセルしたのですが・・
(インド在住者はお察しの通り)返金処理にかなりのやりとりと時間を費やすことになり、とても!面倒でした。
無事に返金されたものの、もう面倒で二度とインドでTOEICを受けることは無かったのでした。
人から聞いた話では、「外の車のクラクションの音がうるさくてリスニング音声が良く聞こえなかったと訴えると、音声をもう一度流してもらえる」や、
「試験終了の合図があっても皆しばらく鉛筆を動かし続けている」
等のエピソードを聞いたことがあり、日本で受けるよりスコアアップを狙えそう!とは思いました。
IELTSの申し込み方法
https://www.ieltsidpindia.com/ にアクセスして、オンライン支払いで申し込めます。
受験料は税込16,250ルピー(約29,000円)。高い!
日本では27,500円らしいので、料金はほぼ同じですね。
紙のテスト(Pen and paper based)は月2回、会場での専用PCを用いたテスト(Computer-delivered )はほぼ毎日3回も!開催されていて、試験の5日前くらいまで申し込みできるようです。

UKVI = UK Visa 申請用のテスト。(たぶんこれは “Academic” テスト)
Life Skills は、家族ビザの申請などに必要なもので、リスニングとスピーキングのみのようです。
私は Computer-delivered IELTSを受験し、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの試験がありました。こちらはGeneral Training と言うそうです。
申し込みから数日で、登録した住所に分厚いテキストが届きました。(インド版)
問題の傾向と対策などが書かれていました。

試験の3日ほど前に、スピーキングテストの案内がメールで届きました。
別日に改めて行われることもあるようですが、私はリーディング等他の日と同じ日に開催だったので、会場に再度行く手間が省けて良かったです。
試験の形式
リスニング
30分、40問
音声は1度しか流れず、選択式と筆記(タイピング)する問題も。
リーディング
60分、40問
こちらも選択式と筆記(タイピング)する問題がありました。
ライティング
60分、2問
いずれも与えられたテーマについてタイピングしていきます。
1問目は手紙形式、150文字。
2問目はコラム形式、250文字。
スピーキング
質疑応答:10分ほど、10問ほど
テーマ:1問、2分ほど
スピーキングも同じ日に行われたので、待ち時間も含めて5時間以上、拘束されたのでした・・
試験対策にChat GPTを活用してみる
ライティングという試験を受けるのが初めてだったので、Chat GPTに添削をお願いすると、快く受け入れてくれました。

良い評価だったのでライティングについて特に対策しませんでした。
サンプル回答もくれるので、参考になりました!Chat GPTの活用、おすすめです。
また、試験の前日に、明日は試験です・・と伝えようとしてタイプミスで「明日はIELTS no」と送信してしまったものの、、

1を言ったら10理解するタイプの・・なんて賢いの。しかも「頑張ってください!」と応援までしてくれて、なんかメンタル救われちゃって、怖いな。と、思いましたが、
好きな俳優やアニメのキャラクターの声で「頑張れッ」と言われたら頑張れちゃうのと同じですね。
試験当日の持ち物
パスポートは必携です。
試験会場にはパスポート以外、腕時計始め筆記用具も何も持ち込めませんでした。
飲み水はご自由にお取りくださいスタイルで、ラベルの外されたペットボトルが置かれていました。
試験中は机に置かれた紙とペン、鉛筆を自由に使うことができました。
結局、何も持ち込めないので、最悪パスポートだけあれば大丈夫。
私は当日最初にスピーキングテストを受け、少し待った後に他のリーディング等の試験、というスケジュールだったので、間の時間に一回会場の外に出て、カフェテリアを利用することができました。
持参したコーヒーとチョコレートで一休み。

試験当日・スピーキング
面接官と一対一で、録音されながら話しました。問題は「自分の地元について話せ」から始まり、「どんな映画が好きか」など一瞬戸惑ってしまう質問も。質問自体は答えられましたが、なぜ?といちいち聞かれるので困りました。
質問はだんだん難しくなり、「日本人はコーヒーとお茶どちらをよく飲む?」「なぜ?」あたりから、日本語でもうまく答えられないなコレ・・・という質問が続き、無言になってしまったところも多かったので、悔しいです。
「人材採用で大事なポイントは?(なぜ?)」「ファミリービジネスは成功すると思う? (なぜ?)」など、これ学生もこの質問されるの?難しすぎる・・と感じました。
インド人はこういう場面で、的外れでもなんでもいいからとにかく話しつづけることが大の得意なので、ここの試験管が採点するとしたら、インドの受験者に比べてダメダメな評価をされそうだ・・
長いインド生活でそのようなグイグイスキルを取得することができなかったのか自分は・・と凹みました。
質疑応答の後は与えられたテーマについて1分ほどスピーチする問題になります。
「あなたの知っている人で、起業に成功した人について話せ。」という問題でした。
友人の話をしました。成功しているのか知らないけど。
それもまた、
なぜ?
なぜ成功していると思うのですか?
などと質問され、難しかったです・・
完全な準備不足。
頭が真っ白になってしまい、無言になってしまったこともありましたが、なんでも良いから(経験したことがないのでわからない、など、なんでも)答えれば良かったなと思いました。
あくまで英語の試験なので、無言になってしまっては、試験管も、私が質問を理解できていないのか、英語を話せないのか、判断できなくなってしまいます。
コンピュータテスト(リスニング、リーディング、ライティング)
スピーキングテストの後にしばらく待たされた後、パソコンが並ぶ部屋に案内され、一人一人パスポートのチェックと指紋認証をし、指定された席に座る流れでした。
リスニングテストの開始前に早口で注意事項を説明され、ちょっと聞き取れないところがあり不安でしたが、手を上げて呼ぶと画面操作を助けてくれるので安心でした。
リスニングが終わったら休憩なしでそのままリーディングテスト。
リスニング、リーディング共に、選択肢から選ぶだけでなく、キーボードで自分で英単語を打ち込む問題も。
その点に関しては、全て4択から選んで回答するTOEICテストよりちょっと難しいと感じました。
リーディングテストは、一問あたりの文章量が多いですが、TOEICのように、知らなければ解けない前置詞を選ぶような問題はなく、すべて問題文中に答えがあるので、集中して読めば難しくはないと感じました。(ある程度新聞等読めるレベルならば)
ライティングテスト1問目は、
「知り合いの若者(アルバイト探し中)に依頼された、会社への紹介レターを書け」でした。150文字。文字数カウントは画面に表示されるので安心。
ライティングテスト2問目は、
「観光では訪問先の多くのことを学べないと言う人がいる一方、学べると言う人もいる。自分の意見を、自身の経験を踏まえて書け」でした。250文字。うまく文章を構成できなかったけど、書きやすいテーマなので良かったです。
試験会場の隣に・・・
グルガオンの試験会場は、ここでした。
5時間以上の拘束から解放され、放心状態でトコトコ歩いていると・・
なんとも素敵なカフェがありました。

美味しそうなシュークリームが!これは不可避・・!

<カフェ情報> Mjöl Bake House Ground Floor, TOWER-A, Global Gateway Towers, Mehrauli-Gurgaon Rd, Sikanderpur, Sector 26, Gurugram, Haryana 122002
大通りから一歩入ったオフィスビルの一角にあり、静かで良いカフェでした!
ご褒美にシュークリームペロリからの、別のお店からデリバリーしたバターチキンカレーペロリでした。
(頭をフル回転させて消費したカロリーを即座に補給していくスタイル)
結果は・・・
1週間ほどでオンラインのマイページから確認でき、証明書のようなものをダウンロードできました。
紙の証明書が郵送で届くと書かれていた気がしますが、一向に届かず・・
点数は、特にスピーキングが当然ながら低めで、悔やまれましたたが・・まあまあ履歴書に書けるくらいの点ではあったので良かったです。
スピーキングとライティングのテストは人生初で、とても良い経験になりました。
会場の設備や試験の流れは、インドとは思えないくらい、ちゃんとしていました!
申し込みは簡単で、受験日もほぼ毎日なので、
インドで英語学習のモチベーションを失った人など、一度受験してみるのおすすめです。🙆🏻♀️
おわり
コメント